プラグイン 代表取締役 松場 耕太郎 / フェイバーズクリエイション 代表取締役 酒井 俊樹
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取り組み開始の背景
NPO法人就労継続支援A型事業所全国協議会の調査※1によると、就労継続支援A型事業所※2の課題は「利用者の成長(能力開発等)の促進」が65.5%、「良質な仕事の確保」が62.6%、「職員の質の向上」が38.0%であり、利用者の成長促進と良質な仕事の確保が他に比べて突出して高くなっています(選択肢より第1位から3位まで順序をつけて、1位から3位までの合計値が母数に占める割合のため、合計値は100を超えます)。
今後も成長が見込まれるIT業界においてはますます人手不足が進むことも予想される中で、両社の連携を通じてフェイバーズクリエイションの利用者の方にシステム開発等のスキルを身に着けていただき、活躍の場を提供することは、社会貢献に加え、新たなビジネスモデルの創出にも繋がると考え、このたびの業務提携に至りました。
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期待できる効果
1. 利用者への安定した就労機会提供および事業所の業績向上
プラグインは多岐にわたるシステム開発プロジェクトを手がけ、高い技術力とノウハウ、豊富な案件を有しています。フェイバーズクリエイションの利用者にプロジェクトに参画していただくことで、利用者へ安定したやりがいのある就労機会を提供し、フェイバーズクリエイションの業績にも貢献します。
2. 利用者の賃金向上およびプラグインへの労働力の提供
フェイバーズクリエイションは代表取締役がシステム開発系出身であり、IT全般を指向する利用者が多く在籍しています。本提携においては、これを踏まえ平均的なA型事業所利用者の賃金より高い単価での業務発注を想定しており、プラグインは高度なスキルを有する人材を効率的に供給しながら、障がいのある方の賃金向上に貢献します。
3. 利用者の再雇用先の確保とキャリアサポートの提供
フェイバーズクリエイションは、利用者のスキル向上や再雇用先の確保に引き続き取り組みます。またプラグインは、保有する技術力とノウハウの共有により利用者のスキル向上をサポートしながら、直接雇用による利用者の社会復帰を目指し、利用者のキャリアの発展を支援します。
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今後の予定
両社はこの業務提携を通じて、社会的な使命とビジネス成果を両立させる新たなモデルの創出に向けて共に努力してまいります。まずは2023年9月中にフェイバーズクリエイションの子会社の運営する就労継続支援A型事業所の3名の方への就労機会提供を予定しています。また今後は取り組み範囲を拡大し、より対象者数の多い就労継続支援B型※3の対象となる方への就労機会提供についても検討していく予定です。
■株式会社プラグイン
本社所在地:北海道札幌市北区北七条西四丁目3番1号 新北海道ビル 10F
代表者:代表取締役 松場 耕太郎
資本金:3,000,000円
事業内容:業務システム開発事業、インターネットサイト構築、管理事業
URL:https://plugins.co.jp/
■株式会社フェイバーズクリエイション
本社所在地:北海道札幌市中央区南1条西5丁目8 愛生舘ビル3階
代表者:代表取締役 酒井 俊樹
資本金:9,000,000円
事業内容:企画制作、イベント事業、福祉事業
URL:https://favorscreation.com
※1)「就労継続支援A型事業の課題と今後のあり方について - 就労継続支援A型事業所全国実態調査報告書 -」(2017 年8月)
※2)障がいやメンタルヘルスの不調等で一般企業への就職が困難な方へ、雇用契約等を結び就労訓練や仕事を提供する福祉サービス
※3)一般企業への就職が困難な方で、雇用契約に基づく就労が難しい方へ、就労訓練や仕事を提供する福祉サービス
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株式会社プラグイン(https://plugins.co.jp/)
株式会社プラグインはお客様の業務に必要なシステム、Webサイト、ソフトを提案、構築、運用する受託請負型の会社です。Web(PHP、.NET)での開発を得意とし、北海道、東京から沖縄まで導入実績があります。一般的な業務システムに加え、その会社でしか使わないようなニッチなシステムの製造に長けており、フルスクラッチから、各種サービスとの連携、生成AI 活用システムの開発支援など、ご予算に合わせて提案します。業務分析から保守運用までワンストップで対応でき、納品後のシステムの成長もサポートします。2023年8月からはChatGPTなど生成AIを活用するための開発支援サービスも開始しました。
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株式会社アイリッジ(https://iridge.jp/)
株式会社アイリッジは、「Tech Tomorrow:テクノロジーを活用して、わたしたちがつくった新しいサービスで、昨日よりも便利な生活を創る。」という理念のもと、スマートフォンアプリを活用した企業のOMO(Online Merges with Offline:オンラインとオフラインを統合したマーケティング活動)支援を行っています。OMO支援ではアプリの企画・開発における業界トップクラスの実績があり、手がけたOMOアプリのMAU(月間アクティブユーザー)は8,000万以上に達する業界のリーディングカンパニーです。さらに、リテールテック、フィンテック、MaaS、業務支援等、幅広い領域でDXを支援しています。
今年4月からは急激な時代の変化に迅速に対応するための次世代型アプリビジネスプラットフォーム「APPBOX」も提供開始しました。「APPBOX」ではスクラッチ開発(ゼロからの開発)、他社開発アプリへの機能追加、パッケージアプリ提供が可能で、パッケージアプリでは従来のアプリを捨てることなく、スクラッチ開発に移行しての機能刷新も可能です。