SMN、GoogleのPrivacy Sandbox Market Testing Grantsプログラムに参加

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SMN株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:井宮 大輔、以下SMN)は、Google合同会社(本社:アメリカ合衆国 カリフォルニア州、代表取締役社長:サンダー・ピチャイ、以下Google)ChromeチームによるPrivacy Sandbox Market Testing Grantsプログラム(*1)に参加することをお知らせいたします。本プログラムにおいて、SMNは、「Google Chrome」の3rd Party Cookie(*2)の代替技術である「Privacy Sandbox」(*3)の効果検証を行います。

  • パートナーシップの背景

アドテクノロジーは、3rd Party Cookieに支えられて発展してきました。しかし、近年ではプライバシー保護の観点から、3rd Party Cookieを用いた行動追跡や広告配信に対する規制が強まっています。世界的な規制強化の流れを背景に、Googleは、世界トップシェアブラウザである「Google Chrome」の3rd Party Cookieを将来的に廃止すると2020年に発表しました。

Googleは、3rd Party Cookieの代替技術として「Privacy Sandbox」を提唱し、ユーザーのプライバシー保護と広告効果を両立させるための取り組みを続けています。SMNは、Googleの取り組みに賛同し、開発中の「Privacy Sandbox」についてのフィードバックを行ってまいりました。この度、SMNはPrivacy Sandbox Market Testing Grantsプログラムに参加し、「Privacy Sandbox」の効果検証を実施いたします。今後、SMNは以下3つの「Privacy Sandbox」APIの効果検証を行う予定です。

1.Protected Audience API

2.Topics API

3.Attribution Reporting API

2011年の広告取引開始より、SMNとGoogleは、強固なパートナーシップを築いてきました。今後も両社は連携し、ユーザーのプライバシーを保護しながら効果的に広告を配信する技術の開発に取り組んでまいります。

*1 Privacy Sandbox Market Testing Grantsプログラム

詳細:< https://privacysandbox.com/intl/en_us/market-testing-grants >

*2 3rd Party Cookie

ウェブ上でユーザー情報を追跡するために使用される情報(クッキー)の一種。ユーザーが特定のウェブサイトを訪れた後、そのウェブサイトに関連する別のドメインのウェブサイトによって生成される情報を指す。

*3 「Privacy Sandbox」

Googleが提唱した、ユーザーのプライバシー保護と広告による収益を両立させるための取り組み。

2000年3月に設立。ソニーグループで培った技術力をベースに、マーケティングテクノロジー事業を展開しています。「技術力による、顧客のマーケティング課題の解決」を実現するため、ビッグデータ処理と人工知能のテクノロジーを連携し進化を続けています。現在、DSP「Logicad」、マーケティングAIプラットフォーム「VALIS-Cockpit」のほか、テレビ視聴データ活用広告配信サービス「TVBridge」を提供するなど、マーケティングに関する様々な課題解決を実現しています。

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