勤務先における勤怠管理システムの導入状況や導入時に重視するポイントに関する調査を行いました。
勤怠管理システムを導入している企業は57.5%、半数以上が既に導入済み
設問1では、勤怠管理の導入状況について質問しました。
勤怠管理システム(アプリ含む)の導入状況について教えてください。(n=202)
最も回答が多かったのが、「既に導入済み」と答えた方で43.1%。
次いで多かったのが「導入の必要性を感じるが導入は未定」で25.2%、「新規で導入を検討中である」で14.4%といった回答となりました。
アンケート対象者の半数以上が勤怠管理システムを導入しているという結果が得られました。
また、下記は売上高別・従業員数別の集計結果です。
売上高30億円未満では顕著な傾向は見られなかったものの、30億円以上の企業では82.3%と高い導入率が見受けられました。
また、従業員数が増えるほど導入率が高くなる傾向が見られました。
勤務時間のリアルタイム把握・ペーパーレス化が主な目的
設問2では、設問1で導入済、もしくは導入を検討していると回答した134名に、勤怠管理システムの導入目的について質問しました。
勤怠管理システム導入目的を、次のうち当てはまるものすべて選択ください。(n=134,複数回答可)
もっとも回答が集まったのが、「ペーパーレス化」で47.7%の方が選択しました。次いで「勤務時間のリアルタイム把握」で46.2%の方が選択しました。
建設業界の特徴として、見積もり、発注、契約など業者間における書類の受け渡し、図面や検査資料といった大量のデータが必要とされるという点が挙げられます。また、直行・直帰や現場移動が多い為、正確な勤怠時間の把握が難しいのも実情です。
このような建設業界ならではの課題への取り組みとして勤怠管理システムを導入する企業が多いという事が分かる結果となりました。
「従業員が使いやすいか」で勤怠管理システムを選ぶ企業が最多の64.9%
設問3では、勤怠管理システム導入時に重視するポイントについて聞いてみました。
勤怠管理システム導入時に重視するポイントをすべて選んでください。(n=202,複数回答可)
もっとも多かったのが「従業員が使いやすいか」で回答者の64.9%が選択しました。
ITツール全般に言えますが、やはり導入後に浸透するか、推進する人材がいるか、といった点は課題になっていると考えられます。
また、「月額料金」を46.0%の方が選択。加えて「初期コスト」も37.1%と、料金面も一つ選ぶポイントとして挙がりました。
本アンケートについて
調査概要:建設業における勤怠管理システムの導入状況に関するアンケート
調査目的:建設業界における勤怠管理システムの導入状況の把握
集計期間:2023年9月5日~2023年9月8日
調査方法:WEBアンケート
有効回答者数:202名
本件に関するお問い合わせ先
現場TECH編集部:info@gemba-tech.jp
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