全国における情報セキュリティ人材の早期発掘と育成を目的に、全国各地で専門講義を実施しています。
毎年8月頃に開催する「全国大会」と比較して、講義期間が1日~2日程と短いことから「ミニキャンプ」とも称しています。
今回は北海道にて25歳以下の学生を対象に専門講義を実施いたします。
■専門講座概要■
日時:2023年11月11日(土)12:00~18:10 ~ 11月12日(日)9:30~15:20 1泊2日
参加資格:日本国内に居住する、2024年3月31日時点において25歳以下の大学院生・学生・生徒
開催方式:現地開催
開催場所: 1日目 DEOS 株式会社北海道ソフトウェア技術開発機構
〒003-0801 札幌市白石区菊水1条3丁目1-5 https://www.deos.co.jp/
2日目 さくらインターネット石狩データセンター
https://www.sakura.ad.jp/corporate/work/datacenter/
参加費用:1泊2日参加費無料。ただし会場までの交通費は自己負担でお願いいたします。
※道内の学生・生徒を対象とした交通費支援制度があります。
募集人数:20名 選考あり
主催:一般社団法人LOCAL、北海道大学情報基盤センター サイバーセキュリティセンター
一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
後援:北海道地域情報セキュリティ連絡会(HAISL)、北海道警察、総務省北海道総合通信局
協賛:株式会社北海道ソフトウェア技術開発機構 (DEOS)、さくらインターネット株式会社、
北海道情報セキュリティ勉強会
応募締切:2023年10月9日(月)16:00まで
講義内容:
【1日目】11月11日(土)12:00~18:10 ※途中休憩あり
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『オープニング』 一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会ステアリングコミッティ
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『サイバーセキュリティと情報倫理』 加藤 大希氏
北海道警察サイバーセキュリティ対策本部 対策係長
サイバーセキュリティに関する技術を学ぶにあたり、情報倫理は必要不可欠です。
本講義では、サイバー犯罪に関連する法令について学ぶとともに、過去のサイバー犯罪の事例等を
通じ、 正しい倫理観を持って技術を活用することの重要性について説明します。
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『低レベルGPUプログラミング』 竹田 大将氏
Defios株式会社 / 岩手県立大学 ソフトウェア情報学研究科
GPUはグラフィック計算の他にGPGPU技術によってAIや一部ブロックチェーン技術など幅広く
利用されている。ではなぜGPUはAI計算が得意と言われているのか?本講義ではGPUの
アーキテクチャとその進化を学んだ上で、アセンブリ言語・機械語レベルの低級GPUプログラミングを
実際に体験し、アーキテクチャを意識したGPGPUプログラミングで得られる価値や
サイバーセキュリティでの応用について実例とともに一緒に考えたいと思います。
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『Bitcoinの検証の仕組みを作ろう!』 芦田 裕飛氏
電気通信大学 II類 2年
BitcoinやEthereumといった暗号資産で活用されるブロックチェーン技術。ブロックチェーンには
様々な取引のデータが検証され、大量のノードによる合意の上で積み重ねられています。
この講義では、代表的な暗号資産であるBitcoinにおいて、取引が検証される仕組みやブロックチェーン
のデータ構造を、作りながら理解することを目指します。
【2日目】11月12日(日)9:30~15:20 ※途中休憩あり
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『さくらインターネット石狩データセンター見学』
さくらインターネット 石狩データセンターは、東京ドームの約1.1倍という広大な敷地に広がる、
クラウドコンピューティングに最適化された日本最大級の郊外型大規模データセンターです。
特徴としては、北海道の冷涼な外気を活用した外気冷房によってエネルギー効率を向上させている
こと、建物から設備にいたるまでの徹底したモジュール設計により高い柔軟性と拡張性を備えている
こと等があり、今回の見学会では外気冷房設備やサーバールームを実際にご覧いただくことができます。
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『インシデントレスポンスにおけるフォレンジック入門』 扇沢 健也氏
さくらインターネット株式会社
インシデントレスポンスにおいてインシデントの原因や影響範囲を調査する際はフォレンジック技術
を活用します。本講義では代表的なフォレンジック技術を紹介します。
※ 講師、内容につきましては、一部変更になる可能性があります。
詳しい専門講座の参加要項・概要に関しては下記URLにて
https://www.security-camp.or.jp/minicamp/hokkaido2023.html
また情報セキュリティに関心がある学生の皆様からのご応募お待ちしております。
【当協議会概要】
名称:一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会
所在地:東京都千代田区平河町 二丁目16-1 平河町森タワー(株式会社ラック内)
代表者:長谷川 陽介
設立:2004年4月
URL:https://www.security-camp.or.jp/
活動内容:国内の学生に対して産業界の第一線で活躍する技術者から情報セキュリティに関する高度な
技術教育を実施し、次世代を担う情報セキュリティ人材を発掘・育成する活動
Twitter:https://twitter.com/security_camp
Facebook:https://www.facebook.com/seccampjapan
YouTube:https://www.youtube.com/user/securitycampjapan/featured
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協賛企業様の募集中
セキュリティ・キャンプではこの活動にご協賛いただける企業様を募集しております。 ■現在の協賛企業様 https://www.security-camp.or.jp/about/index.html#Id03 ご入会については下記のページにてご覧ください。
セキュリティ・キャンプ協議会セキュリティ・キャンプウェブサイト。情報セキュリティについて、本格的に学びたいという意欲を持った22歳以下の学生・生徒の参加を募集しています。