一般財団法人日本品質保証機構(本部:東京都千代田区、理事長:石井 裕晶)は、2023年9月14日(木)、トヨタ自動車株式会社様とマツダ株式会社様から講師をお迎えし、「自動車メーカーが考える車載機器のEMC性能」セミナーを開催いたします。
現在、自動車業界では、100年に一度の変革期と言われるように、自動車に搭載される電子機器はこれまでにない領域へ進化を続けています。今後、xEV(電動車)のさらなる普及、拡大や、高度な自動運転の実用化に伴い、新しい領域での技術活用が迫られると同時に、EMCに求められる性能も大きく変化・進化していくことが予想されています。
本セミナーでは、自動車メーカーのEMC有識者をお招きし、サプライヤーの皆さまへ向けて、今後の『車載機器に求められるEMC性能』について最新の規格情報を交えながら解説いただきます。この機会にぜひご活用ください。
セミナー概要
日時 |
2023年9月14日(木) 13:00~17:00(12:30受付開始) |
会場 |
一般財団法人日本品質保証機構 安全電磁センター(JQA多摩テクノパーク内) 〒192-0364 東京都八王子市南大沢4-4-4 |
定員 |
50名(対面形式のみ) ※お申し込みは1社1名までとさせていただきます。 ※定員に達し次第、申し込み受付を終了させていただきます。 |
参加費 |
無料 |
プログラム |
【自動車及び車載機器に関するEMC規格と基準動向】 トヨタ自動車株式会社 制御電子システム開発部 電子性能開発室 野島 昭彦 様 □講演内容□ 世界のOEM、メガサプライヤー、認証ラボのエキスパート達との交渉の成果である自動車ならびに車載部品の最新のEMC試験基準、動向についてご報告いただきます。特に「OEMの観点」から、その狙いや背景とともに、サプライヤー様への期待や今後の課題についても言及いただきます。 【自動車用電気電子部品のEMC試験法とその運用】 マツダ株式会社 電子性能開発部 EMC/AVC実研Gr マネージャー 手島 由裕 様 □講演内容□ 2023年3月に発行されたJASO TP 23002「自動車用電気電子部品のEMC試験法に関するガイダンス」を題材に、自動車メーカーが考えるEMC性能の全体像を解説いただきます。また、課題が顕在化しつつある「試験品質の確保」に関して、「EMCテストプラン」「試験報告書」「試験設備の維持管理」の重要ポイントを、事例を交えてご紹介いただきます。 【試験周波数の拡大が求められる自動車EMC】 一般財団法人日本品質保証機構 総合製品安全部門 計画室 参与 塚原 仁 □講演内容□ EVはパワエレ機器の大電力化により、低周波でのEMC対策が厳しくなってきている一方、自動運転車は電子機器の高性能化などで高周波でのEMC性能確認が求められるようになってきています。自動車EMCに何が求められているのかなど、EMC試験法における最近の話題をご紹介します。 ・設備見学 ・質疑応答 |
主な対象者 |
自動車部品製造業におけるEMC試験関係者 |
お申し込み |
以下のご案内ページよりお申し込みください。 「自動車メーカーが考える車載機器のEMC性能」セミナー 開催のご案内 | ニュースリリース | JQA 「自動車メーカーが考える車載機器のEMC性能」セミナー 開催のご案内 |
ご受講にあたり |
・録音、録画は禁止とさせていただきます。 ・テキスト配付はございません。 ・認証・試験機関等の同業者様、コンサルタント等の支援事業者様のお申し込みはご遠慮ください。 ・講演内容は予告なく変更する場合がございます。 ・自然災害等、やむを得ない事情により開催を中止する場合があります。 事前に中止が判明した場合は、メールにてお知らせいたします。 ・受付開始は12:30からとなりますので、12:30以降のご来場をお願いいたします。 |
【一般財団法人日本品質保証機構(JQA)】
1957年の設立から一貫して日本のものづくりとサービス産業の発展を支援する公正・中立な第三者適合性評価機関。現在は、ISO 9001 や ISO 14001 をはじめとするマネジメントシステム認証で累計審査件数国内最多の実績を誇る認証機関であり、また、国家計量標準を産業界へ供給する機関として、計測器の分野で国内最大級の校正品目・認定範囲に対応する校正機関である。さらに、国内外の法規制や認証制度の指定機関として、電気製品や医療機器等の電気安全の試験・認証、JISマーク認証、建設材料の試験・検査、カーボンニュートラル等の目標達成を目指す企業活動の審査・評価など、多彩なサービスを提供している。