仙台市のNPOがシングルマザーをエンパワーメントし、自分らしいキャリアや人生を送れるようになる就労支援事業を開始

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ひとり親の中でもシングルマザーにとっては限られた経験や職種により、正規雇用に向けたハードルが高いのが現状です。
「人は存在しているだけで価値があり、素晴らしい可能性を持って生まれてきている」ということを体現していくことをSTORIAではパーパスとして掲げ、活動しています。
そこでSTORIAはシングルマザーがエンパワーメントされ、自分らしいキャリアや人生を送れるようになることをサポートするとともに、地方の中小企業がダイバーシティ等の理解ある組織へ変容し、企業の持続性や企業価値を高めることができるよう、新たな就労支援モデルを構築することを目指します。
2023年8月29日には、株式会社ママスクエア、仙台市、STORIAの3者協働事業による、子育て中の女性向けの就労支援イベントを開催いたします。
子どもを連れての就労や、非正規雇用からのステップアップを目指すシングルマザーの就労支援を3者で後押しします。

現在の日本のひとり親家庭の相対的貧困率は50.8%、
母子家庭の就労割合は80.6%と低くはないものの、
うち非正規雇用の割合は57.0%、正規・非正規含んだ平均就労年収は181万円です。

正規雇用で働きたいひとり親に向け、母子家庭相談支援センターなどの支援や、給付金等はあります。
しかし、以下のような課題からなかなか正規雇用に至らないのが現状です。

・給付金をもらっても、そもそも生活が成り立たない
・行政の支援は知られていなかったり、敷居が高い
・資格取得支援を受けたいが、制度の生活補助では生活ができない

さらに、ひとり親の中でもシングルマザーにとっては、以下のような課題もあります。

・正社員で働いた経験がなく、就職の難易度が高い
・できる仕事が飲食業・サービス業しかない
・サービス業の仕事をしていると、子供を置いて土日の仕事に出ている場合も少なくない
・ブラック企業に搾取されているが、それをわからない。わかっていても転職の不安がありやめられない
・精神・体力的にも疲弊しており、疾患につながりやすい

そこでSTORIAではシングルマザーがエンパワーメントされ、自分らしいキャリアや人生を送れるようになることをサポートするとともに、地方の中小企業がダイバーシティ等の理解ある組織へ変容し、企業の持続性や企業価値を高めることができるよう、新たな就労支援モデルを構築することを目指します。

STORIAは就労支援事業を開始し、シングルマザーの就労支援を実施してまいります。

・メンタルケア
・キャリアデザイン講座(自己分析・職業理解)
・応募書類作成・面接対策
・企業見学・インターン

2023年8月29日には、株式会社ママスクエア、仙台市、STORIAの3者協働事業による、子育て中の女性向けの就労支援イベントを開催いたします。
子どもを連れての就労や、非正規雇用からのステップアップを目指すシングルマザーの就労支援を3者で後押しします。

さらにSTORIAは、今後も企業との連携を組みながらシングルマザーの就労をサポートしてまいります。

大変お忙しいとは存じますが、この件について取材いただき、報道のお力でより多くの皆さまへ届けるきっかけとしていただけましたら幸いです。

■団体概要

特定非営利活動法人STORIA

(認定NPO法人STORIA)

代表理事 :佐々木 綾子

所在地  :〒980-0821 宮城県仙台市青葉区春日町9-15 505

設立   :2016年4月11日

団体サイト: https://www.storia.or.jp 

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