ユーグレナは、Euglena Malaysia Sdn. Bhd.、Leave a Nest Malaysia Sdn. Bhd.、マレーシア工科大学と共同でマレーシアにて国際藻類学会を開催しました

この記事は約6分で読めます。
株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、代表取締役社長:出雲充)は、Euglena Malaysia Sdn. Bhd.、Leave a Nest Malaysia Sdn. Bhd.、マレーシア工科大学(マレー語:Universiti Teknologi Malaysia(UTM))と共同で、マレーシアにおいて「国際藻類学会Global Algae Summit 2023 (GAS 2023)」を2023年8月17日に開催したことをお知らせします。

マレーシアはその温暖な気候と日射量から植物が光合成をするのに適しており、数多くの研究者が藻類の研究を行っています。しかし、藻類に関する国際的な学会は定期開催されていませんでした。

そこで、藻類に知見があり、国際的な学会開催のノウハウを持つ4者共同で、マレーシア内外の大学や藻類を研究している企業、政府関係者が集い、お互いにネットワークを広げる場を創出することを目的に、「国際藻類学会Global Algae Summit 2023 (GAS 2023) 」を開催しました。

今後も本学会を定期的に開催し、マレーシアおよびASEAN圏の国々とともに、さらなる研究開発の推進を目指していきます。

「国際藻類学会Global Algae Summit 2023 (GAS 2023)」の様子「国際藻類学会Global Algae Summit 2023 (GAS 2023)」の様子

■Global Algae Summit 2023 (GAS 2023)

・開催日時:2023年8月17日 9:30-18:00(マレーシア時間)

・場所:Azman Hashim Hall, UTM, Kuala Lumpur

・参加人数:185人

・主催:㈱ユーグレナ、Euglena Malaysia Sdn. Bhd.、Leave a Nest Malaysia Sdn. Bhd.、マレーシア工科大学

・プログラム

基調講演:「藻類産業確立への挑戦」

 Emeritus Professor Dr. Phang Siew Moi (FASc, FMBA (UK))

パネルディスカッション1:「繁栄する藻類エコシステム構築の要点」

 Dato’ Paduka Syed Isa Syed Alwi (Eureka Farms Sdn. Bhd.)

 Assoc. Prof. Ts. Dr. Mohd Razif bin Harun (Department of Chemical & Environmental Engineering,UPM)
 ChM. Dr. Kuan Shiong Khoo MRSC (Algal Biotechnology Consortium (ABC))

パネルディスカッション2:「グローバルな視点から藻類ベースのヘルスケアソリューションの可能性を探る」

 Daniel Ho Yu Kun (National Pharmaceutical Regulatory Agency(NPRA))

 Professor Dr. Suzana Makpol (Department of Biochemistry Faculty of Medicine, UKM)

 Marcus Fei Xiao Song (Algae Living Sdn. Bhd.)

パネルディスカッション3:「グリーンエネルギー代替のための藻類ベースバイオ燃料の推進」

 Dr. Rezal Khairi Bin Ahmad (NanoMalaysia Berhad)
 Dr. Liew Kan Ern (Aerospace Malaysia Innovation Centre (AMIC))

 Mr. Yu Inaba (Euglena Co.,Ltd.)

ポスターセッション

Euglena Malaysia Sdn. Bhd.について

Euglena Malaysia(ユーグレナマレーシア)は、株式会社ユーグレナのマレーシアにおける現地活動拠点として2022年に設立されました。2023年にはR&D部門を開設し、マレーシア工科大学(UTM)クアラルンプールキャンパス内に構えたラボ(Euglena-UTM satellite lab)にて、ユーグレナ・グループの熱帯バイオマス技術研究所として、ユーグレナなどの微細藻類、その他の藻類や植物など、バイオ燃料原料用途のバイオマス生産・利用の最大化・最適化を中心とする研究を実施するほか、マレーシアを含むASEAN圏におけるバイオマス関連の研究開発の推進を目指します。

Leave a Nest Malaysia Sdn. Bhd.について
Leave a Nest Malaysia(リバネスマレーシア)は、「科学技術の発展と地球貢献を実現する」という理念のもと知識製造を行う株式会社リバネスの海外子会社として2013年にマレーシアに設立されました。株式会社リバネスは日本本社の他、シンガポール、マレーシア、フィリピン、イギリス、アメリカに子会社を持ち、グローバルに展開しています。リバネスマレーシアは「Synergizing Unique Diverse Cultures & Technologies to solve Deep Issues in Malaysia and Beyond」を理念とし、知識と技術をマレーシアに適応させることで、経済成長を加速させ、人々の生活を向上させることを目指しています。

マレーシア工科大学(Universiti Teknologi Malaysia)について

マレーシア工科大学(マレー語:Universiti Teknologi Malaysia)は、マレーシアで最も古い理工系国立大学であり、首都クアラルンプールとマレーシアの南部都市ジョホールバルにキャンパスを構えています。マレーシア日本国際工科院(MJIIT)と呼ばれる日本の講座制(研究室)を取り入れた工学教育と研究を実践する学術機関も開設しており、日本の大学・企業との交流を推進しています。

<株式会社ユーグレナについて>                        

2005年に世界で初めて微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養技術の確立に成功。微細藻類ユーグレナ、クロレラなどを活用した食品、化粧品等の開発・販売のほか、バイオ燃料の製造開発、遺伝子解析サービスの提供を行っています。また、2014年よりバングラデシュの子どもたちに豊富な栄養素を持つユーグレナクッキーを届ける「ユーグレナGENKIプログラム」を継続的に実施。「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」をユーグレナ・フィロソフィーと定義し、事業を展開。https://euglena.jp

タイトルとURLをコピーしました