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映画「リボルバー・リリー」劇中に発生する大雲海!
8/11(金)より全国で上映開始される映画「リボルバー・リリー」(配給:東映 制作プロダクション:シネバザール・エピスコープ)にて、いけうちが技術協力を行った大雲海が舞台効果として登場しています。
撮影の舞台となった屋外空間や屋内空間において、自然な形の霧を発生させました。地上部や天井部から霧を発生させ、また手持ちの噴霧装置で霧を空間に充満させることで映画コンセプトに合致した舞台効果を実現しています。
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作品概要
男たちが乱れ狂った時代に、咲き誇れ!
映画史上最強のダークヒロインここに降臨
「“小曾根百合”のところにいけ!」
少年と出逢い、現在が目覚め、
S&W M1917 リボルバーを握り、未来が覚醒する。
1924年帝都・東京。
欲望が剥きだしになった人間たちの思惑が交錯するなか、
明日の「生」に向けた伝説が幕を開ける――。
【タイトル】 『リボルバー・リリー』
【公開情報】 2023年8月11日(金)全国公開
【出演】 綾瀬はるか 長谷川博己
羽村仁成(Go!Go!kids/ジャニーズJr.)/シシド・カフカ 古川琴音 清水尋也/ジェシー(SixTONES)
佐藤二朗 吹越 満 内田朝陽 板尾創路
橋爪 功/石橋蓮司/阿部サダヲ
野村萬斎 豊川悦司
【スタッフ】 監督:行定 勲 原作:長浦 京『リボルバー・リリー』(講談社文庫)
【配給】東映
【コピーライト表記】 ©2023「リボルバー・リリー」フィルムパートナーズ
【公式HP】 https://revolver-lily.com/
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「静」と「動」、2種類の霧
いけうちでは「霧の濃さ(白濁感)」は遮光率で表現できると考えています。また、遮光率は「水粒子の大きさ(細かさ・粒子径)」×「水粒子の数(粒子密度)」で決まってきます。
従来のミスト装置では「決まった水粒子の大きさ×決まった水粒子の数」で霧を発生させるため、非常に均質・人工的な(いわば金太郎飴のようなムラのない)霧となり、人が目にした際自然の雲海のように感じることができません。
そこで、スプレーノズルメーカーであるいけうちでは
・静:涼霧ノズル …濡れがなく、静かで穏やかな霧
・動:PINJetノズル…濃くボリュームのある動く霧
という2種類のスプレーノズルを使い分け、水粒子の大きさや水粒子の数を意図的に偏らせた分布で発生させることにより、自然に発生するものと非常に似た雲海を創出することに成功しました。
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大雲海を実現する霧の技術
この大雲海の技術は元々は全く別の業界で使用されていたものです。
ヒートアイランド対策などとして街中でのミスト噴霧用途、また東日本大震災後の電力逼迫を改善するために、全国の発電所でガスタービン吸気冷却用途(夏期に落ち込む発電能力の回復用途)として開発された技術を、今回映像撮影の用途に最適化しています。
いけうちでは今後も社会に貢献できる霧を作り続けていきます。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
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大雲海の関連製品
COOLJetterシリーズ
雲海発生の技術を活用した現場を冷やすミストファンです。
夏の厳しい暑さや熱中症を緩和し、演者・スタッフ・関係者を守ります。
YouTube『いけうちチャンネル』でミストファンを実際に使用した検証動画を多数公開中です。
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株式会社いけうち概要
広島県呉市で世界初となる精度保証付きセラミックノズルの製造販売メーカーとして創業いたしました。
以来「霧を⼯業製品として利⽤できるように分級」「世界で最も細かな霧が出せるノズル[ドライフォグノズル]の開発」「霧を⽤いたさまざまなアプリケーション事業」など、常に「霧」を中⼼として、その発⽣⽅法と活⽤⽅法を開発し続け、社会に提供することで、豊かで潤いのある社会形成に貢献しています。
所在地:⼤阪府⼤阪市⻄区阿波座1-15-15第⼀協業ビル
代表者 :代表取締役 松井 精朗
事業内容:産業⽤スプレーノズル・⼯業⽤加湿器ならびに応⽤機器・システムの製造販売および輸出⼊