誰一人取り残されない地域子育てのハブ『山王こどもセンター 子ども第三の居場所』開所式を実施!

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社会福祉法人ストローム福祉会(大阪府大阪市、代表理事 小野 達也)は、長年、大阪市西成区にて児童館「山王こどもセンター」を運営してまいりました。この度、日本財団「子ども第三の居場所」の採択を受け、施設の建て替えに伴い、家でも学校でもない子どもの新しい居場所である「山王こどもセンター 子ども第三の居場所」として開所し、8月5日(土)に開所式を執り行いました。

(左)集合写真 (右)当法人代表理事 挨拶(左)集合写真 (右)当法人代表理事 挨拶

 今回新たに建て替えた「山王こどもセンター」は、設計段階から子ども達とワークショップを実施しながら、新しい施設で実現してほしい意見やアイデアを出し合い、子ども達が主体となって準備を行ってきました。ハンモックの購入を目指す目標を立て、子ども達自らバザーを開催したり、近畿大学の学生たちと縁側のベンチやランドセルかけの制作、また協力会社と各部屋の看板作りなどを行ってきました。
 また、新施設は、「山王こどもセンター」と「山王おとなセンター」が合わさり、1階は子ども達の居場所、2階は子ども達が大人と出会う場として展開していく予定です。活動を通して、年齢や地域に限らず「誰でも気軽に来られる居場所」を目指しています。

山王こどもセンター 自慢の縁側 山王こどもセンター 自慢の縁側 

 当法人代表理事の小野 達也は開所にあたり、新しい繋がりをセンターからつくり「子ども・大人も幸せな居場所を作っていきたい」と挨拶をされ、その後は、ご来賓の大阪市社会福祉協議会 永岡会長、西成区 臣永区長、西成区区役所 保険福祉課 佐野課長より祝辞を賜りました。
 
 当日は子どもが主役の会として司会も務め、延べ約50人の参加者の前で、来賓者の読み上げや、練習した「歌」も披露するなど、子どもたちで作り上げた温かい雰囲気の式となりました。
 
 「山王こどもセンター 子ども第三の居場所」は、マネージャー1名、常勤職員1名、非常勤職員2名、ボランティア5名、その他1名で運営してまいります。平日は月~金曜日(17:30~20:00)、土曜日(17:30 ~ 19:30)運営いたします。

  • 施設概要

山王こどもセンター ロゴ山王こどもセンター ロゴ

 所 在 地:大阪府大阪市西成区山王2-5-4
 対象者:幼児~高校生
 開所日時:月~金曜日17:30~20:00
      土曜日      17:30~19:30
 スタッフ:マネージャー1名、常勤職員1名、非常勤2名、ボランティア5名、その他1名
 H P:https://www.sannoh-k-c.org/
 Facebook :https://www.facebook.com/sannoh.kodomo.center/

  • 運営主体:社会福祉法人ストローム福祉会について

 各施設を利用するおとなからこどもまでが、「生きる」ことを実感し、さまざまな形でそのことを表現出来る「場」であることを目指します。山王こどもセンターでは障がい児を含め、異年齢のこども集団が大きな家族のような形を作り出しており、学習や遊びやいろいろな体験を通し共に過ごす中で社会性や自主性、人を思いやる心を育てています。そして次の世代を担うリーダーの育成にも力を入れています。 

  • 「子ども第三の居場所」とは

子ども第三の居場所 ロゴ子ども第三の居場所 ロゴ

 「子ども第三の居場所」はすべての子どもたちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設しています。「子ども第三の居場所」では、特にひとり親世帯や親の共働きによる孤立や孤食、発達の特性による学習や生活上の困難、経済的理由による機会の喪失など、各々のおかれている状況により困難に直面している子どもたちを対象に放課後の居場所を提供し、食事、学習習慣・生活習慣の定着、体験機会を提供しています。現在全国に177ヶ所設置されています。(2023年7月末時点)
 https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place

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