安全・環境・マナーに配慮しながらキャンプを楽しむ！「グッドキャンパーキャンペーン」をスタート

公益社団法人日本キャンプ協会（東京都渋谷区、会長：平田裕一　https://camping.or.jp）は、安全・環境・マナーに配慮し、誰もがキャンプを快適に楽しみ、持続可能なキャンプ文化を広げることを目的に「グッドキャンパーキャンペーン」をスタートしました。

■なぜ、キャンペーンをするの？

空前のアウトドアブーム、キャンプブームの再来や新型コロナウイルス感染症流行による環境変化の後押しもあり、キャンプを楽しむ人（キャンパー）が増えて、社会や世間の関心も高い状態が続いています。しかし、一部のキャンパーによるマナーの欠如やルール違反、モラルの欠如、事故・安全に対する理解不足などによって、さまざまな問題やトラブルが全国各地で起っていることも事実です。

▼マナーが悪い具体的な事案（ゴミが散乱）日本テレビのニュース

アウトドアの「マナー違反」　カセットボンベやスイカも…バーベキューのゴミ投棄（日テレNEWS） - Yahoo!ニュース

キャンプやバーベキューなど、アウトドアでのレジャーを楽しむ人が増える季節。大半の人がルールやマナーを守って楽しんでいるのですが、中にはマナーを守らない人たちが…その実態を取材しました。 ※詳しくは

▼マナーが悪いことでのトラブル事案（キャンパー同士でケンカ）朝日新聞の記事

　京都府笠置町の木津川河川敷にある「笠置キャンプ場」で、4月1日から直接地面でたき火をする「直火（じかび）」行為が禁止になる。直火可能なキャンプ場は少なく人気を集めていたが、「ゴミを燃やす」「燃えかす…

誰もが楽しめるサステナブル（持続可能）なキャンプとその社会づくりに向けて、日本キャンプ協会では、自然環境や周囲の人々に配慮し、安全を最優先に考え、誠実で責任感のある態度で行動できる「グッドキャンパー」としての心構えも同時に伝えたいと考えました。

そこで、中期事業計画『ビジョン2025』の「社会の隅々までキャンプを届けよう」という目標のもと、全国47都道府県にあるキャンプ協会と連携し、さまざまな他団体や企業とも連携・協力しながら、グッドキャンパーを増やすための「グッドキャンパーキャンペーン」運動をスタートしました。

現在、夏のキャンプシーズン真っ最中で、多くの人がキャンプに出掛けています。グッドキャンパーが増えることで、キャンプ中のトラブルや事故が少しでも減り、キャンプの楽しさがますます日本の社会に広がることを願い、今後はより多くのグッドキャンパーを増すために、さまざまなイベントや啓発活動を行う予定です。

ぜひ、メディア関係の皆様には、広く告知していただくように、ご協力をお願い申し上げます。

■日本キャンプ協会が考える「グッドキャンパー」とは？

キャンプを楽しむだけでなく、自然環境や周囲の人々に配慮し、安全を最優先に考え、誠実で責任感のある態度で行動することができる人と考えます。その行動規範として「グッドキャンパーの心得8か条」を掲げます。

【グッドキャンパーの心得8か条】

1．キャンプの準備は入念に行います

2．いつも安全を最優先します

3．ルールを守ります

4．気持ちの良い挨拶をします

5．自然、環境、モノを大切にします

6．周りの人に思いやりをもって接します

7．責任感のある行動をします

8．キャンプを心から楽しみます

■キャンペーン特設ページを公開しました

日本キャンプ協会の会員以外のキャンプ愛好者にも広くキャンペーンへの参加を呼びかけるため、キャンペーン用の特設ページを6月9日に公開しました。同ページでは、持続可能なキャンプと社会づくりに貢献する賛同愛好者を募集しています。また、同キャンペーンに賛同いただけるアウトドアメーカーやキャンプ場など企業や団体の皆さまに、グッドキャンパー宣言者を応援する協力（特典、サービスなどの提供）の呼びかけを行っています。

キャンペーン特設ページ：https://camping.or.jp/ncaj-goodcamper

■グッドキャンパー宣言証

特設ページで「グッドキャンパーの心得８か条」に賛同いただいた方に、名前（ニックネーム、キャンプネームもOK）と宣言者番号入りの宣言証をWeb発行します（デザインは３種類から選べます）。グッドキャンパー宣言者は、宣言証を提示すると、キャンペーンを応援するサポーターズ（応援団体）が提供する特典（キャンプ用具やキャンプ場の割引など）が受けられます。