「今日この場に立たせていただき、より一層気が引き締まりました。何か少しでもより良い未来を作っていくために私に何ができるのか、様々な活動を通して考えていきたいです。そして私たちにも何かができるということを伝えていきたいと思います。」と杏さんは記者発表で話しました。
感謝状を贈呈した国連WFPの焼家直絵日本事務所代表は「飢餓問題や世界が抱える問題を知っていただき、経験していただいたことを多くの方に発信していただければと思います。」と述べました。
記者発表では焼家代表は、国連WFPの命を救う緊急支援活動や自立を促す開発支援を、自身の現場経験を交えながら紹介しました。記者会見内では、モルドバとの中継を繋ぎ、ウクライナから避難し、キシナウの受け入れセンターで国連WFPの支援を受けているウクライナ人女性から現地の状況を伝えていただきました。
日本政府の支援を受けて、国連WFPはモルドバの受け入れセンターで、2月下旬に勃発したウクライナでの戦争から避難してきた人びとへ温かい食事を提供しています。
杏さんは、記者発表の中で、アフリカやアジアで国連WFPが提供している、野菜と豆の煮込みを再現した学校給食を試食しました。杏さんは、今後も飢餓をなくすための支援と行動を促す機運を作るため、国連WFPの活動を支援していきます。
国連WFPとの初めての取り組みとして、杏さんは7月から放映が開始された、国連WFP協会の公益社団法人ACジャパンによる2022年度公共広告支援キャンペーンの広告のナレーションを担当しました。テレビとラジオCMでは、「最初の一粒」も食べられない子どもたちに目を向け、支援の拡大と前向きな変化を呼び掛けています。
今年、世界では、紛争、気候危機、新型コロナウイルス感染症、価格の高騰によって、かつてないほどニーズが高まっています。ウクライナでの危機が、餓死の危険にさらされている人びとの状況をさらに深刻化させる中、国連WFPは、その活動への連帯と国際的な支援を求めています。
当日の写真は準備ができ次第、以下からご覧いただけます。
https://ja.wfp.org/news/nuyounoxingsankaguolianwfpnoqinshandashinijiuren
国連WFPは120以上の国と地域で活動しています。2021年には1億2800万人以上に支援の手を差し伸べました。
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WFP国連世界食糧計画(国連WFP)は、世界最大の人道支援組織であり、緊急時に命を救い、食料支援を活用して、紛争や災害、気候変動の影響から立ち直った人びとのために平和、安定、繁栄への道筋を構築しています。