-合併後の会社の名称は、「Gorilla Technology Group Inc.」であること。
-Gorilla Technology Group Inc.の株式は7月14日※2からNASDAQに上場され、普通株式「GRRR」、ワラント「GRRRW」のティッカーシンボルで取引されること。
※1: https://www.globenewswire.com/news-release/2022/07/14/2479407/0/en/Gorilla-Technology-Group-Inc-a-Global-Leader-in-Edge-Artificial-Intelligence-AI-and-Global-SPAC-Partners-Co-Announce-Closing-of-Business-Combination.html (発表の抄訳は2枚目を参照)
※2:日本時間では7月14日深夜
【参考:添付資料】Global SPAC Partners Co.による開示資料の抄訳
※抄訳と原文に齟齬がある場合は原文を正とします
エッジAIの世界的リーダーであるGorilla Technology Group Inc.(以下、Gorilla社)とGlobal SPAC Partners Co.(以下、Global社)が合併の完了を発表。
・ 本合併により、Gorilla社はGlobal社の信託勘定からの資金やPIPEの引受資金41.9百万ドルを含む資金を調達し、この資金は同社の成長および社内体制の強化に使用されます。
・ Gorilla社の普通株式およびワラントは、2022年7月14日に、それぞれティッカーシンボル「GRRR」「GRRRW」で Nasdaq Capital Marketへ上場予定です。
台湾台北市、ニューヨーク州ニューヨーク – 2022年7月13日 – エッジAIビデオ解析、IoT技術、サイバーセキュリティの世界的リーダーであるGorilla Technology Group Inc.と、Global SPAC Partners Co.は本日、合併を完了したことを発表します。クロージング後の会社の名称は「Gorilla Technology Group Inc.」で、その普通株式およびワラントは、2022年7月14日にそれぞれ新しいティッカーシンボル「GRRR」「GRRRW」でNasdaq Capital Market(以下、Nasdaq)にて取引を開始する予定です。本合併は、2022年7月13日に開催されたGorilla社の臨時株主総会及びGlobal社の臨時株主総会において承認されており、サブユニット保有者は合併前の発行済みサブユニットの88.4%を償還しました。合併完了に伴い、それまで取引されていたGlobal社の株式などの取引は終了しました。
本合併により、Global社の信託勘定からの資金やPIPEの引受資金41.9百万ドルを含む資金を調達します。2022年5月18日の修正後引受契約に基づき、PIPE投資家は、公開市場での購入を通じて引受けたサブユニットのうち1,160万米ドル分(合併前の発行済サブユニットの8.9%に相当)を購入するオプションを行使し、合併完了時に償還されませんでした。調達した資金は、会社の運転資金、ビジネス成長投資、海外展開、その他の企業活動に使用する予定です。
この合併を通じて、Gorilla社は急成長するエッジコンピューティング市場において成長の勢いを継続させ、同社に大きなビジネス成長の機会をもたらします。AI、IoT、ビッグデータのプラットフォームの一翼を担うエッジコンピューティングは、データが生成・消費される場所に社会インフラなどを近づけ、ビジネスの機敏性を向上させ、今後のデジタル変革を推進します。
Gorilla社は過去20年にわたりの最先端エッジAI技術の開発を手掛け、31件の特許を取得または申請中で、ハードウェアプラットフォーム、AIモデル、AIアプライアンス、AI SaaSモジュールを通じてソリューションを提供しています。また、スマートシティ、スマートリテール、エンタープライズセキュリティなど、映像を中心とした幅広いコンテンツ管理ソリューションを開発しています。さらに、Gorilla社は、政府機関、通信会社、民間企業に対して、ネットワーク監視とサイバーセキュリティ完結型のSecurity Convergence Platform を提供しています。
Gorilla社は、ソフトバンク(日本)、Intel社(米国)、Dell 社(米国)などの技術パートナーや、Danone社、ExxonMobil社、タイ最大の携帯電話会社AIS、Auresys 社とMasterCard社、英国のスマート照明大手、米国ポートランド国際空港、台湾桃園国際空港、台北医学大学付属病院など、台北医学大学付属病院など、世界中に有力な顧客を有しています。これは同社の競争力の高さを物語っています。
また、SBIグループ(日本)、Acer社(台湾)、Telstra Ventures社(オーストラリア)、Asteria社(日本)、Dell社(米国)などの著名な投資家の支援を受けています。
Global社のChairmanで、現Gorilla社のExecutive Chairman であるJay Chandanは、次の通り述べています。
「本日、当社は新たな旅立ちを迎えました。私たちのチームは、非常に幅広い応用性を持つ優れた技術プラットフォームを開発してきました。私たちは、この基盤をもとに、グローバル展開を広げ、エコシステムを拡大し、未来に向けた革新し続けていくことを目指します。また、世界的なプレゼンスを築き、多様性のあるチームと共にお客様の能力や体験の向上に努めます 。当社のソリューションの核となるのは、安全性、柔軟性、応答性です。 長期的な株主価値の最大化するという私たちの目標は、エッジ AIの有力ベンダーとなり、極めて優秀な人々に選ばれる雇用主となることで達成されるでしょう。特に、現在の厳しい環境下において、直接資本であるPIPE資金調達により、複雑なストラクチャード・ファイナンスという手法を回避することができたのは、私たちにとって大きな励みとなっています。経営統合およびPIPEで得た資金は、当社の財務基盤を強化し、研究開発およびブランド認知度向上のために活用される予定です。私たち一同、これからの旅に信じられないほどの喜びを感じており、これから最高のものが生まれると固く信じています。個人的には、Global社のStephen N. Cannonの、この取引全体における素晴らしい献身と揺るぎないサポートに感謝したいと思います。」
Gorilla社の前Chairmanで現取締役 、SBIグループのパートナーである仁位朋之は、「これはGorilla社にとって重要な節目であり、グローバルな舞台において大きなチャンスとなります。同社のイノベーション力を世界にアピールすることができます。人々にいつか『これが我々のビジネスの転機であった』と、振り返ってもらいたいです」と述べました。
Gorilla社の創業者兼CEOであるDr. Spincer Kohは、「本日は当社とその社員にとって重要な節目であり、世界の大企業に利用されている真の破壊的技術プラットフォームの成長を加速させることができることに喜びを感じています。当社は、Global社やその他投資家との長期的なパートナーシップにより、迅速な事業拡大と技術革新を推進し、新しい市場へ進出することができます」と述べました。
合併完了後の、Gorilla社の取締役会は、Executive ChairmanのJayesh (Jay) Chandan、CEOのDr. Spincer Koh、SBIグループ パートナーの仁位朋之、アステリア株式会社CEOの平野洋一郎、Rt. Honourable Ruth KellyおよびMuller & Monroe Asset Managementのパートナー兼マネジングディレクターのGregg Walkerの5名で構成される予定です。