【開催報告】伊勢志摩に“多様な人と知恵の集まる場所”を! 「廃れた真珠養殖場」を再生する会社が創業1周年記念のイベント開催 今年4月にはキャンプ場がOPEN【三重・志摩市英虞湾】

この記事は約4分で読めます。
朽ち果てた真珠養殖場を再生し、全国から多様な人と知恵が集まる場所にしたいと活動する『うみらぼ』株式会社(本社:三重県志摩市、代表取締役社長:川野晃太)が、2023年7月17日「海の日」にイベントを開催しました。

英虞湾に”イノベーション”の場を

「うみらぼ」は2023年7月に、志摩市出身の川野晃太が創業。祖父と父が経営していた真珠養殖場が需要の低下や東日本大震災の影響を受け廃業することになったのをきっかけに、「この場所を”ソーシャル・イノベーション”の場として蘇らせたい」と立ち上げました。

傾いた養殖場を取り壊すところから作業を開始し、現在は護岸工事を終えるまでに。今年4月には建物の修繕を行うなどしてキャンプ場が正式にオープンする予定です。

真珠養殖場の跡地で行われたイベントの様子、子ども向けにプールも設置真珠養殖場の跡地で行われたイベントの様子、子ども向けにプールも設置

2021年の真珠養殖場の様子?、護岸が崩れ養殖場にある建物も傾いている2021年の真珠養殖場の様子?、護岸が崩れ養殖場にある建物も傾いている

2023年7月、護岸工事が完了しすっかり綺麗に、年内には建物の修繕も終了予定2023年7月、護岸工事が完了しすっかり綺麗に、年内には建物の修繕も終了予定

完成予想図、2024年4月に画像奥の「キャンプ施設」がOPENする予定完成予想図、2024年4月に画像奥の「キャンプ施設」がOPENする予定

廃・真珠養殖場があった場所で初イベント

創業1周年を記念して開かれた初のイベントには、東京や大阪など全国から総勢38人が参加。

真珠養殖場のゴミ撤去や護岸整備など、これまでの労を互いにねぎらい「養殖場の跡地」を使ってバーベキューやスイカ割りを楽しみました。

イベント当日は日差しが強くとても暑くなりましたが、熱中症対策を行いながらSUPなどのレクリエーションも実施。一緒に参加した子供は、初めてのSUPに終始ご満悦な様子でした。

養殖場跡地のすぐ近くでSUPを楽しむ参加者養殖場跡地のすぐ近くでSUPを楽しむ参加者

英虞湾の移動に欠かせない船の操縦を子どもに教える英虞湾の移動に欠かせない船の操縦を子どもに教える

夏の風物詩スイカ割りも行った夏の風物詩スイカ割りも行った

イベント開催で代表・川野「手応えを感じた」

創業1周年記念と同時に、2024年4月に開業するキャンプ場の同線確認も兼ねて行われた今回のイベント。代表の川野は「開業までの準備はまだ盛り沢山」と課題を再認識した一方で、参加者同士が交流を深める姿を見て「人を惹きつける場所・コミュニティになってきている。手応えを感じた」とコメントしました。

イベントの参加者イベントの参加者

高専進学を期に地元を離れ都会で就職した代表・川野は、現在大阪と三重の二拠点生活を送りながら真珠養殖場の再生に取り組んでいます。

川野は、伊勢志摩地方に眠る“魅力ある場所”の再興が「必ず地元の活性化につながる」と言い、「志摩市のファンがもっと増えるように、さまざまな人と“知恵”を出し合って養殖場の再生へ繋げていきたい」と事業への抱負を語りました。

 

うみらぼ株式会社 代表取締役・川野晃太うみらぼ株式会社 代表取締役・川野晃太

2024年4月にはキャンプ場がOPEN

今後はキャンプ場の正式オープンに向けて、外構工事や建物の修繕を年内に完成させる予定です。また、今後も月に一度のペースで志摩市内外の人を集めたワークショップやイベント等の開催を計画しています。

施設から見える英虞湾施設から見える英虞湾

うみらぼ株式会社

設立:2022年7月20日

所在地:三重県志摩市

HP:https://umilabo.co.jp

Twitter:https://twitter.com/UMILABO_

Facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=100077127783081

note:https://note.com/kotakawano96

本件に関するお問い合わせ先

うみらぼ株式会社 https://umilabo.co.jp/ 
コンタクトフォームよりお問合せください

タイトルとURLをコピーしました