“嬉々!!CREATIVE”のメンバーであり、個性的な作品を生み出すアーティスト、横溝さやかの作品「ともに生きる日本と世界の横浜」が、神奈川県知事執務室にて7月4日から9月30日まで展示されます。
この作品は、神奈川県が推進する「ともいきアートサポート事業」の一部として展示。
「ともいきアートサポート事業」は、「ともに生きる社会かながわ憲章」の理念に基づき、障がいの程度や状態に関係なく、誰もが文化芸術を鑑賞、創作、発表できる機会を提供することを目指しています。
横溝さやかの描く「ともに生きる日本と世界の横浜」は、県庁周辺やみなとみらいエリアに集う様々な人々や動物を、鮮やかで生き生きとしたタッチで描き出しています。人種、職業、年齢、障がいを問わず、それぞれが自由に、そして力強く生きる姿が表現されています。
作品が展示されている知事執務室は一般公開されていませんが、彼女の作品を含め、嬉々!! CREATIVEメンバーの作品は、平塚市の嬉々!! CREATIVE GALLERY & CAFEにて、ご覧いただけます。(展示作品は随時入れ替わります。)
嬉々!! CREATIVE GALLERY & CAFE
住所:神奈川県平塚市明石町14-8(平塚駅西口徒歩7分)
営業日:火曜~金曜 10:30~15:30(第三土曜日は営業)
【作者:横溝さやかについて】
横溝さやか 1986年生まれ 嬉々!!CREATIVE所属
競馬、牧場、そして世界名作劇場をこよなく愛する彼女は、その独自の視点からオリジナルな世界を創造。多くのキャラクターたちが繰り広げる、ちょっとブラックなファンタジー作品が多くの人々から支持を受けています。
2007年の逗子市主催、手作り絵本コンクール一般の部で最優秀賞を受賞。
2017年、文部科学省「生涯学習推進スペシャルサポート大使」に就任。
受賞作品【狼と5頭の子馬】
彼女は「ピ・ヨンジュとオレ三世シリーズ」で紙芝居公演を行うなど、作品を通じたコミュニケーションも積極的に行っています。
また、本人の出身地である神奈川県伊勢原市の「大山詣り」をPRするポスターにデザインが採用された他、平塚市と岐阜県高山市の友好都市提携40周年記念絵画の依頼を受け、これを製作。
さらに、「湘南ひらつか七夕まつりのポスター」や「平塚市公式グッズ」、「平塚駅前の地下通路階段」などにも彼女のデザインが採用され、その活動の幅は広がりを見せています。
【嬉々!!CREATIVE(キキ!!クリエイティブ)について】
2022年4月に設立された嬉々!!CREATIVEは、障がいのあるアーティストが活躍するクリエイティブ活動を行うアトリエです。現在、約80名のアーティストが登録し、制作活動を行っています。
アトリエの活動は、プロダクトデザインやパッケージデザインとしてアートを使用したい企業へのイラストライセンス許諾事業も行っており、そのライセンス使用料は、工賃や画材費等としてアーティストに還元されます。
誰もが創造的に暮らせる社会を目指し、その活動はアトリエだけにとどまらず、作品を展示するギャラリーやメンバーが働くカフェの運営も行っており、嬉々!!CREATIVEは、ジョイン・クリエイティブマネジメント株式会社(代表取締役社長 北澤(武田)桃子)によって運営されています。
【ジョイン・クリエイティブマネジメント株式会社 代表取締役社長 北澤(武田)桃子のコメント】
この度は、私ども嬉々!!CREATIVEメンバー、横溝さやかさん(普段は、さやかちゃんと呼んでいます)の作品が、神奈川県知事執務室にて展示されることとなり、大変光栄に思います。これを機に、嬉々!!CREATIVEメンバーの作品と才能が評価され、多くの人々に作品が届くきっかけとなることを願っております。これからも私たちは、それぞれのメンバーが持つ可能性を最大限に引き出し、作品の持つエネルギーを多くの人々に届ける活動を続けて参ります。