□セミナー内容
SFA・CRMツール、MAツールなど営業支援技術の台頭により、営業活動をデジタル化する企業の動きが活発化しています。一方、多くの日本企業が抱える課題として、部門ごとに個別最適でシステムの導入を進めたことによるデータ分析・利活用の難しさや、システムの過剰カスタマイズによるデータ入力や分析負荷などが発生しています。
NTTコミュニケーションズでは、セールスイネーブルメントと呼ばれるデータ活用による組織の営業生産性の改善や人材育成に向けた取り組みを、日本における黎明期から本書著者の徳田泰幸氏が統括、推進しています。本書では、日本企業特有の文化や背景による陥りがちな失敗にも触れながら、いかにNTTコミュニケーションズがセールスイネーブルメントに取り組み、成長してきたのかを解説しています。両社では国内企業全体の発展を目指す中で、これまでデータ活用戦略フレームワークなどをテーマに対談を実施し、本書でも当社が提供するプロダクトを取り上げていただいております。
本セミナーでは、大手企業の経営層含む営業改革の立役者、150名以上の参加者様をお招きし、日本最大規模の3,500 名の営業組織で、5年にわたりセールスイネーブルメントの難所となる組織横断でのデータ活用に取り組み、組織変革を進めた徳田氏の知見を、当社代表取締役CEOの村尾祐弥よりお聞きしました。また、営業におけるAI活用の可能性を視野に、データ活用による組織能力の向上を目指す企業が備えるべきデータ戦略について議論しました。同日にはオフラインにて懇親会を開催し、企業の垣根を超えて営業の未来を深く議論する場となりました。
当イベントでの詳細な内容は、下記のイベントレポートよりご覧いただけます。
□登壇者プロフィール
NTTコミュニケーションズ 徳田 泰幸(とくだ・やすゆき)氏
NTTコミュニケーションズ社入社後15年間、大手企業を顧客とした法人営業に従事。その後新規開拓営業組織の営業戦略・人事/育成を担当、2017年よりセールス・イネーブルメントを実戦し、営業行動スキル細分化・各育成プログラムの開発を行う。2019年、新規開拓営業組織内のイネーブルメント組織としてData.Camp®を立ち上げた後はセールスの関連データを利活用していく当社のセールスDXを牽引。現在では3,500名の大手法人営業部隊のセールス・マーケティングを推進する機能として当組織の運営に従事する一方で、国内企業全体のセールス・イネーブルメントの発展と底上げを目指し、営業改革・マーケティング関連イベントにおいても多数講演。
Magic Moment 代表取締役CEO 村尾 祐弥(むらお・ゆうや)
中央大学法学部卒業後、2社を経てGoogle Japan、freeeで営業部門の統括及び責任者として事業成長を牽引。2017年にMagic Momentを立ち上げ、2018年9月より経営を本格化。累計資金調達額20億円(DCMベンチャーズ、DNX Ventures、三井物産、ほか)。LINE様やUSEN様、凸版印刷様等、多くのエンタープライズ企業の営業変革を人・テクノロジー・オペレーションの全方向から支援。2021年にローンチした営業AI行動システム Magic Moment Playbook は、SMBの大量解約の時期を乗り越え、現在はエンタープライズ企業の生産性向上、LTV向上を非連続に実現している。
□ 株式会社Magic Moment 会社概要
代表者 :代表取締役CEO 村尾祐弥
設立 :2017年3月
本社 :東京都港区麻布台 1 – 8 – 10 麻布偕成ビル 3F
事業内容 :営業AI行動システム『Magic Moment Playbook』
営業組織『CS BPO(カスタマーサクセスBPO)』の提供
公式サイト:https://www.magicmoment.jp/