オーストラリアで水素製造プラントを受注

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日揮ホールディングス株式会社(代表取締役会長CEO:佐藤雅之)は、日揮グローバル株式会社の豪州現地法人であるJGC Corporationオセアニア社が、住友商事株式会社の豪州現地法人が豪州リオティント社と共同で計画している水素製造プラント建設プロジェクトのEPC役務を受注しましたので、お知らせします。プロジェクトの詳細は下記の通りです。

 

1.契 約 先:Summit Hydrogen Gladstone Pty Ltd(住友商事株式会社の豪州現地法人)

 

2.建設場所:オーストラリアクイーンズランド州グラッドストンにあるリオティント社のアルミナ精製工場の敷地内

 

3.役務内容:年産250トンの水素製造プラント(プロトン交換膜(PEM)型水電解装置(2.5MW))に係る設計、機材調達、建設工事(EPC) 役務

 

4.納期:2024年

 

5.プロジェクトの概要:

住友商事株式会社がリオティント社と共同で計画している水素製造プラントは、リオティント社が保有・運営するアルミナ精製工場の敷地内に建設予定で、年産250トンの水素を製造するものです。アルミナを製造する際に使⽤するバーナーの燃料の一部を従来の天然ガスから⽔素へ転換することで、将来的にはCO2の排出量を削減する計画です。

 当社グループは、本プロジェクトのフィージビリティスタディから一貫して本事業検討をサポートしてきており、今般、特に当社グループのEPC遂行力を評価いただき、当社グループにとって初となるプロトン交換膜(PEM)型水電解装置による水素製造プラントのEPC契約受注に至ったものと考えております。

 当社グループは、本プロジェクトを成功裏に完遂し、水素やアンモニアをはじめとするクリーンエネルギー分野の事業拡大、ひいては脱炭素社会の実現に向けて鋭意貢献して参ります。

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