報道関係各位
2023年7月10日
ILS (イノベーションリーダーズサミット) 実行委員会
経済産業省 新規事業創造推進室
イノベーションリーダーズサミット実行委員会(運営:株式会社プロジェクトニッポン)は昨年度に引き続き、経済産業省と共同で、国内のベンチャーキャピタルや大学など約100機関によって選出された有望スタートアップ企業1,311社を対象としたアンケート調査を実施。スタートアップとの連携を通じたオープンイノベーションに積極的な大企業の人気ランキング調査「イノベーティブ大企業ランキング」の2023年度版を取りまとめましたので、上位30社を発表いたします。
本調査は、我が国の大企業のオープンイノベーション状況を指標化することを目的に、年に1回調査し今年で6回目になります。
「総合100位までのランキング結果」と各社のオープンイノベーション活動のイメージを4象限で表した「大企業オープンイノベーションイメージマップ」は、ILS公式サイト(https://ils.tokyo/contact/)にて資料請求を受付けいたします。
■調査結果サマリー
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引き続きKDDIが首位を堅持する一方、2位トヨタ及び3位ソニーは得票数を伸ばし首位との差を詰める
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TOP20圏内にホンダ、富士フイルム、オムロン、武田薬品工業が新規にラインクイン
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関西勢のオムロン、関西電力、サントリー、NTT西日本が大幅ランクアップでTOP30入り
■質問内容と調査結果
Q.あなたがオープンイノベーション活動に積極的であると感じる、大企業名を挙げてください。(3社以上5社まで)
イノベーティブ大企業ランキング2023:総合上位30位 |
業種別上位5位ランキング(東証17業種)はILS公式サイトにて公開しています。
⇒ https://ils.tokyo/news/202307_01.php
【総合100位までのランキング結果/大企業オープンイノベーションイメージマップの資料請求】 「総合100位までのランキング結果」と各社のオープンイノベーション活動のイメージを4象限で表した「大企業オープンイノベーションイメージマップ」は、ILS公式サイトにて資料請求を受付けいたします。 ⇒ ILS公式サイト(https://ils.tokyo/contact/)より資料請求へ |
「イノベーティブ大企業ランキング2023」 調査概要
I. 調査対象: 過去5回にわたり開催されたILS(2018-2022)において、国内外の主力VC(ベンチャーキャピタル)等、約102機関で構成されるILSアドバイザリーボードの推薦を受けて、ILSのメインイベントである大企業とスタートアップの新事業協業マッチングプログラム「パワーマッチング」に参加した国内有望スタートアップ全1,311社の経営者
II. 調査方法: インターネット調査(ILS専用サイト上の入力フォームによる回収)
III. 調査期間: 2023年5月30日~2023年6月15日
IV. 有効回答: 680社(回答率52%)
V. 調査主体: イノベーションリーダーズサミット運営事務局、経済産業省
VI. 設問項目: 企業名の自由連想と、連想された企業に対する個別評価
Q1.あなたがオープンイノベーション活動に積極的であると感じる大企業名(国内に本社を置く)を挙げてください。(3社以上5社迄)
Q2.当該企業のオープンイノベーション活動に関して、あなたの印象としてもっとも近いものを3つ選択してください。
[戦略・ビジョン] 経営トップがリーダーシップを発揮している [戦略・ビジョン] 協業戦略や開発ニーズが明確 [戦略・ビジョン] 新しい価値や市場を常に創造している [戦略・ビジョン] 新領域にチャレンジしている [戦略・ビジョン] 成長へ向けた投資資金を確保している [戦略・ビジョン] 技術やブランドをうまく活用している [組織・運営]現場に権限がある [組織・運営]役員クラスが進んでネットワークを構築している [組織・運営]意思決定や行動が素早い [組織・運営]スタートアップに積極的にアプローチしている [組織・運営]仕組みやプロセスが洗練されている [人材・風土]協業の実績が豊富 [人材・風土]現場の熱量やモチベーションが高い [人材・風土]協業の重要さが組織全体に浸透している [人材・風土]オープンでフェアな付き合いができる [人材・風土]イノベーティブな技術や製品に高い関心を持つ [人材・風土]オープンイノベーションの専門人材を登用しているいる |
ILS (イノベーションリーダーズサミット) とは https://ils.tokyo/
大手企業のアセットとスタートアップのアイデアやテクノロジをマッチングし、グローバルイノベーションを生み出すことを目的に30名の発起人と経済産業省後援のもと発足したオープンイノベーションカンファレンス。昨年12月に実施した第10回ILSは、メインの協業マッチング商談会「パワーマッチング」に、大企業105社、スタートアップ625社(内、海外182社)が参加し、2,890件の商談が行われ、3件に1件の割合で協業案件を創出。この極めて高いマッチング率を維持しているのは、参加できるスタートアップが、主要VCや大学、日本や外国の研究機関など102機関のアドバイザリーボードによって厳選された優良企業のみであることが一番の要因となっている。大手企業の満足度は9割を超え、オンラインでの商談にも対応している。
前回調査:「イノベーティブ大企業ランキング 2022」 https://ils.tokyo/news/202207_01.php