FRONTEO、医学論文探索AI「KIBIT Amanogawa」をバージョンアップ

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株式会社FRONTEO(本社:東京都港区、代表取締役社長:守本 正宏、以下 FRONTEO)は、2023年7月7日に医学論文探索AI「KIBIT Amanogawa ver. 1.5」をリリースすることをお知らせします。

KIBIT Amanogawaは、FRONTEO独自の自然言語処理AI技術を用いた論文探索AIシステムです。調べたい単語や文章、仮説などを入力すると、AIがPubMed*に掲載されている3000万報以上の論文データの中から、関連する論文を瞬時に検出・解析します。AIの活用により、人による作業では膨大な時間を要していた論文探索・解析が効率化されるとともに、検索者によるバイアスの掛からない情報、従来のキーワード検索では発見できなかった未知の情報を見つけることが可能となり、イノベーションに繋がる研究者の新たな着想や発見を支援します。

今回のバージョンアップでは、メイン画面「Space Map」上でユーザーが任意の領域を選択すると、そのエリアに含まれる論文のうち、検索語・テキストに関連性の高い上位100件を、リスト形式で表示する機能が追加されます(図1)。これにより、Space Mapに表示された検索結果の詳細の確認をスムーズに行えるようになります。また、検索された論文をリスト表示する「Card Box」で、チェックボックスを選択すると、Space Map上で当該論文を示すドットがハイライト表示され、その論文の検索結果全体の中での位置づけを容易に把握することが可能となります(図2)。

図1:Space Map。個々の論文がドット、内容の類似度が色と位置関係で示される。マウスカーソルで領域を選択(黄枠)すると、選択範囲のドット輝度が上がり、右(青枠)に論文情報がリスト表示される図1:Space Map。個々の論文がドット、内容の類似度が色と位置関係で示される。マウスカーソルで領域を選択(黄枠)すると、選択範囲のドット輝度が上がり、右(青枠)に論文情報がリスト表示される

図2:Card Boxで選択した論文がSpace Map上でハイライト(黄色)され、選択した論文の位置関係が容易に視認できる図2:Card Boxで選択した論文がSpace Map上でハイライト(黄色)され、選択した論文の位置関係が容易に視認できる

FRONTEOは、今後もAIアプリケーション・ソリューションの機能・ユーザビリティ向上を図り、医学・薬学研究の効率化とDX(デジタル・トランスフォーメーション)推進、医療の質・患者のQOL向上に貢献してまいります。

本件単独による当社業績への影響は軽微です。

* 米国国立医学図書館 国立生物科学情報センターが運営する生物医学領域論文データベース

 

 

■FRONTEOについて URL:https://www.fronteo.com/

FRONTEOは、自社開発AIエンジン「KIBIT(読み:キビット)」を用いた多様なAIソリューションとサービスを提供するデータ解析企業です。「記録に埋もれたリスクとチャンスを見逃さないソリューションを提供し、情報社会のフェアネスを実現する」ことを理念とし、膨大な量のテキストデータや複雑なネットワークの中から意味のある重要な情報を抽出して、エキスパートの高度な判断を支援する自然言語処理ならびにネットワーク解析技術を強みとしています。リーガルテックAI、ビジネスインテリジェンス、ライフサイエンスAI、経済安全保障の各領域で事業を展開し、さまざまな企業の課題や社会課題の解決に貢献しています。2003年8月創業、2007年6月26日東証マザーズ(現:東証グロース)上場。日本、米国、韓国、台湾で事業を展開。第一種医療機器製造販売業許可取得、管理医療機器販売業届出。資本金3,042,317千円(2023年3月31日時点)。

※FRONTEO、KIBIT、AmanogawaはFRONTEOの日本における登録商標です。

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