このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
- 実施概要
・開催概要:板橋第三中学校「土曜ICT授業」の講師として特別授業
・日程:2022年7月2日(土) <1>8:45~9:35 <2>9:45~10:35
※一度に参加できる人数上限がある都合上、2回に分け実施
・開催場所:北海道檜山郡江差町 かもめ島マリンピング運営事務局と板橋区立板橋第三中学校
(東京都板橋区氷川町22-3)および対象の生徒の自宅を結びオンライン開催
・参加人数:中学2年生146名
・協力団体:板橋区立板橋第三中学校 / 一般財団法人 開陽丸青少年センター
一般社団法人 北海道江差観光みらい機構
- 魅力的なエコツアーの候補地「江差」と「かもめ島」を紹介
今回の企画は、学校連携プロジェクトの「江差高校 地域学×かもめ島マリンピング」に興味を持った、板橋第三中学校社会科教師の方からの連絡がきっかけで行われた特別授業です。板橋第三中学校の2年生は、授業の中で「エコツアープラン作り」という社会的な取り組みがあり、多くの魅力あふれる北海道の観光地・自治体の中から「江差町かもめ島」を選んでくれたことについて、感謝の気持ちを伝えることからスタート。
この日の授業では準備したスライドを元に、江差町やかもめ島について説明を行いました。終盤の質問タイムになると、授業の内容を踏まえた歴史や地理的魅力について、より深い質問が飛び出し、生徒たちの授業に対する真面目な取り組みの姿勢が伺えました。
- 6時限目:考え方の参考にしてもらうため、事業の取り組みもご紹介
自分たちでエコツアープランを作る上で必要な「アイデア」や「テーマ」。また、プランそのものの趣旨をどう組み立てていくか、事例として「日本財団 海と日本プロジェクト」「かもめ島マリンピング」の取り組みを紹介しました。さらに、エコツアープラン作りに必要不可欠な「学び」「体験」をどのように組み立てていくか、しっかり考えてもらえるようアドバイスしました。
- 江差高校との学校連携を、授業のモデルに!
「江差高校 地域学×かもめ島マリンピング」の最終目標は「教育旅行向け体験プログラム」作りです。江差観光コンベンション協会では、海を通じた地域の観光振興を地元の子どもたちが考えるモデル事業になるよう、日々取り組みを進めています。今後も、江差高校 地域学×かもめ島マリンピングでは、生徒たちと「海の魅力の発信」につながる「体験プログラム作り」を通じ、「町民の地域振興参加」の発展を目的に活動をして行きます。
- 生徒や先生たちの声
・江差は海があるだけでなく、歴史や民話があるのがいい
・ぜひ行ってみたいです
・江差高校との学校連携はとてもいいですね
・地元の人が町を真剣に考えているのが理想的です
・島の海上鳥居や瓶子岩などの景観が気に入りました
・いつか生徒を連れて江差を訪れてみたいです
・江差追分や海の民話をエコツアーに入れてみたいです
<団体概要>
団体名称:江差観光コンベンション協会
URL:https://www.esashi-kankoukyoukai.com/
活動内容:江差町を中心とする南部檜山観光地の紹介やコンベンション事業、宣伝、施設の充実、文化の向上並びに産業の振興を図り、観光の発展に寄与するために活動。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/