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背景
ロシアによるウクライナ軍事侵攻を受け、地政学リスクに対する危機意識が急速に広まり、特に台湾を巡る情勢については次なる政学リスクとして動静が注視されています。そのような状況で企業においては、海外危機管理体制の整備が急務となっていますが、企業の担当者からは、どのように体制作りをしたらよいのか分からない、頼れる先がなくいざというときに心配だというお困りのお声を聞きます。
SOMPOリスクでは、お客さまからのそのような声を受け、体制の基礎作りをご支援し、いざというときの頼れる存在となるべく、海外危機管理コンサルティングと損害保険ジャパン株式会社(代表取締役社長:白川 儀一、以下「損保ジャパン」)の海外非常事態対応費用保険がセットになった「海外危機管理あんしんサービス(プレミアム)」の提供を開始することとしました。
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本コンサルティングの概要
◆内容◆
本サービスでは、平時には海外危機管理体制の基礎作りをご支援、予兆時から有事、有事後平時にはアドバイザリーサービス、有事には退避に必要な渡航費等の実費補償と各種手配等の実働支援が含まれています。有事の実費補償と実働支援は、損保ジャパンの海外非常事態対応費用保険により補償されます。
(主なコンサルティングメニュー)
①平時サービス
「A.体制構築パッケージ」、「B.定例会パッケージ」のいずれかのパッケージをお選びいただきます。
【対象リスク】政情変化・大規模自然災害・感染症など海外危機管理にまつわるリスク
A.体制構築パッケージ |
B.定例会パッケージ |
これから体制構築に取り組むお客さまにおすすめ |
進出先の情勢分析を行いたいお客さまにおすすめ |
以下の(1)と(2)をご提供します。 (1)①~⑤のいずれか3つ ①汎用版海外危機管理マニュアル ②国外退避・出張制限基準表雛形 ③平時・有事のチェックシート ④渡航者用ポケットブック ⑤海外安全対策セミナー(動画) (2)平時アドバイザリー3回 |
・隔月定例会(6回/年) ・隔月で1時間の開催 ・進出先や渡航先の国・地域の最新情勢と コンサルタントによる情勢分析のご説明 |
②予兆時から有事、有事後平時のアドバイザリーサービス(回数・時間無制限)
【対象リスク】政情変化・大規模自然災害
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予兆時・有事の退避計画、渡航・出張制限などに関するリスク調査・状況分析、推奨事項や注意事項の説明
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有事後平時の社内外への通達アドバイス
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体制見直しアドバイス、振り返り
③損保ジャパンの海外非常事態対応費用保険
【対象リスク】政情変化・大規模自然災害
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有事の退避に必要な渡航費等の実費補償
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退避に必要な各種手配等の実働支援
◆特長◆
・コンサルティングに保険が付帯されているので、実費補償や実働支援を受けることが可能です。
・海外進出企業に対する長年にわたる海外危機管理コンサルティングを通して培った経験・ノウハウを活用します。
・予兆時・有事・有事後平時の万一の危機発生時に、リーズナブルな費用で専門家の支援を受けることが可能です。
◆費用・期間◆
【費用】
60.5万円(税込)+保険料(最低保険料40万~)※1
※1保険料算出には、告知書の提出が必要になります。
【期間】
1年間
◆受注目標◆
年間20件、1,210万円の受注を目指します(除く保険料)。
◆今後の展開◆
SOMPOリスクは、本サービスを通じて、海外進出にまつわるリスクマネジメント体制構築を支援することで 、海外で皆さまが安全に活動を継続できるよう貢献してまいります。
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SOMPOリスクマネジメントについて
SOMPOリスクマネジメント株式会社は、損害保険ジャパン株式会社を中核とするSOMPOホールディングスのグループ会社です。「リスクマネジメント事業」「サイバーセキュリティ事業」「デジタル事業」を展開し、全社的リスクマネジメント(ERM)、事業継続(BCM・BCP)、サイバー攻撃対策などのソリューション・サービスを提供しています。
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サービス内容に関するお問い合わせ先
SOMPOリスクマネジメント株式会社 リスクマネジメント事業本部
危機管理コンサルティング部[担当:野本(万)、瀬戸]
〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-24-1 エステック情報ビル
TEL:03-3349-4303(直通)