30日、令和5年梅雨前線による大雨及び台風第2号による被害で河川が氾濫し浸水など大きな被害が発生した和歌山県海南市を支援するため災害派遣していた職員が濱田剛史高槻市長に現地での活動内容などを報告しました。
海南市では6月2日の大雨で河川が氾濫し、約1200棟を超える住家が浸水被害に遭いました。大量の災害ごみが発生し、被災地でパッカー車が不足するなどの課題があったことから、高槻市は6月7日から18日までの12日間、延べ13名の職員を被災地に派遣しました。派遣職員は市保有のパッカー車で被災地へ出向き、塵芥収集業務や災害ごみが搬入される臨時集積所での受付業務などに従事しました。
30日に高槻市役所で行われた報告会で、職員を代表して危機管理室の山岸多さんは被災地で撮影された支援活動の写真や資料を用い、「大量の災害ごみを目の当たりにして、水害の恐ろしさを感じた」「今回経験したことを、高槻市の防災施策に役立てたい」と報告。報告を受けた濱田剛史市長は、労いの言葉とともに、「高槻市で災害が起きた時には、今回得たノウハウを生かしてほしい」と話しました。