スポGOMI(SPOGOMI)は「スポーツ×ごみ拾い」の略で、3人1組のチームを結成し、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その量や種類に応じて与えられるポイントを競う日本発祥のスポーツです。
2023年度に初開催となるスポGOMIの世界大会「スポGOMI ワールドカップ 2023」は、スポGOMIの国際的な普及を促進するとともに、国や世代を問わず海洋ごみの削減活動に参加いただく機会を日本から創出し、海洋ごみ削減の世界的ムーブメントにつなげていくことを目的として、日本財団「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として実施するものです。
<参考>
■スポGOMIとは https://www.spogomi.or.jp/
■「スポGOMI ワールドカップ」全体概要
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イベント概要
・日程 2023年6月17日(土)
・開催場所 キララビーチ(島根県出雲市多伎町)
・参加人数 1チーム3名×25チーム=75人
・企画・支援・総括:日本財団
・大会運営:(一社)海と日本プロジェクトinしまね、(一社)ソーシャルスポーツイニシアチブ
・協力:(株)ファーストリテイリング
・地元協力:出雲市環境政策課、株式会社多伎振興、TSKエンタープライズDC株式会社
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優勝は「りくだよん。顔でかいよん。」チーム!拾ったごみの総量は圧巻の40.86kg!
全25チームが参加した島根 STAGE。島根県内外から企業、団体、家族、友人などでチームを結成し、園児からお年寄りまで幅広い年代の方が出場しました。舞台は人気の海水浴場”キララビーチ”。当日は、真夏の暑さとなった1km以上に及ぶ海岸線で熱戦が繰り広げられました。波打ち際だけでなく、陸側の茂み、小さな川の河口、護岸ブロックの隙間など様々な場所を隈なく探し、ごみを拾い集めました。熱戦の末、優勝したのは松江市在住20代の幼馴染3人組「りくだよん。顔でかいよん。」チーム。ごみ総量40.86kg/4936.2ポイントを獲得し、準優勝チームに約2900ポイントもの大差をつけて優勝しました。2023年10月に東京で行われる予定のスポGOMI ワールドカップ 2023 日本 STAGEでも好成績が期待されます。
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島根 STAGEで集められたごみの総量はなんと!210.47kg
島根県内でも有数の人気を誇る海水浴場「キララビーチ」。一見きれいに見える海岸ですが、25チームが懸命にごみを探すと次から次へと海洋ごみが見つかりました。護岸ブロックの隙間や、海岸土手の草むら周辺は特にごみが多く、ペットボトルや漁具、発泡スチロール等、大半はプラスチックごみでした。ハングル文字や中国語の記載のあるペットボトルも散見された反面、国内由来のペットボトルも多く確認され、海外からの漂着ごみだけなく、国内のポイ捨て抑制の重要性を痛感させられる大会になりました。また、ごみの多くは海水浴場の周辺であり、”見えないエリア”のごみ拾いの必要性も感じられました。
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「とても楽しかった」「また参加したい!」スポGOMIに魅了された参加者たち
開会式から競技、閉会式まで3時間に及んだ初の大会は大盛況のうちに幕を閉じました。参加者からは「また是非、参加したい」「良いことして良い汗がかけた」「初めて会った人たちともスポGOMIを通して繋がることができた」など多くの前向きな声が聞かれました。
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優勝チームコメント
優勝した「りくだよん。顔でかいよん。」チームは、「全国大会では世界大会に出られるよう、島根代表として頑張りたい。大量のごみを拾えるようにこの日のために筋トレを強化してきた。とにかくごみの量にポイントをおいて、ごみを拾った。また空き缶の中にたばこの吸い殻が大量に入っていた。それがポイントにも繋がった」などとコメントしてくれました。
<団体概要>
団体名称:一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブ
URL:https://www.spogomi.or.jp/
活動内容:ゴミ拾いをスポーツと捉え、競い合い汗を流しながらゴミを拾うことで、健康な体づくりと子どもから大人までゴミを捨てないリサイクル習慣を意識させ、きれいで暮らしやすい街づくりに貢献し、スポーツと環境の融合を実現させ、スポーツの新たな魅力を提案することで、日本スポーツ界の発展に付与することを目的としております。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
■日本財団について
痛みも、希望も、未来も、共に。
日本財団は1962年、日本最大規模の財団として創立以来、
人種・国境を越えて、子ども・障害者・災害・海洋・人道支援など、
幅広い分野の活動をボートレースの売上金からの交付金を財源として推進しています。