SDGsの認知率は昨年とほぼ同じ83%と鈍化がみられる 男性40~50代は、17の目標への興味・関心が低い

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株式会社クロス・マーケティング(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:五十嵐 幹)は、2023年6月、全国18~69歳の男女2,500名を対象に「SDGsに関する調査(2023年)」を行い、認知、意識・消費行動について分析しました。今年は、2015年9月の国連サミットでSDGs(持続可能な開発目標)が採択され、2030年の目標達成までの中間時期にあたります。今回は、SDGsの浸透状況について、認知率の推移、17の目標の興味・関心などを分析しました。

■調査結果

【SDGs認知状況】 

SDGsの認知率(”名称も内容も知っている”+”名称は聞いたことがある”)は83%と2022年とほぼ同様な結果であり、鈍化している。2022年より認知率がやや高まったのは、女性18~29歳と女性60代であった。<図1>

【17の目標の興味・関心】

SDGsの17の目標のうち”興味・関心がある”ものについて、コレスポンデンス分析(Correspondence Analysis)を用いて解析をした。女性18~29歳、30代は「5.ジェンダー平等を実現しよう」、女性40代、50代、60代は「11.住み続けられるまちづくりを」「14.海の豊かさを守ろう」「15.陸の豊かさも守ろう」、男性60代は「16.平和と公正をすべての人に」、男性30代は「4.質の高い教育をみんなに」、男性18-29歳は「働きがいも経済成長も」に興味・関心を持っている傾向がみられた。男性40代、50代は、17項目いずれも遠い位置にあり、興味・関心のなさが目立つ結果であった。<図2>

【5.ジェンダー平等を実現しようで見聞きしていること】

17の目標の中でも「5.ジェンダー平等を実現しよう」について、普段目にしていることや、身近で話題になっている出来事を自由回答で聴取した。「男女間格差(キャリア、賃金)」や「多様性・ダイバーシティ」「LGBT/LGBTQ」「性的マイノリティ」「ジェンダーレス」「ジェンダーレストイレ」などの声があがった。平等には賛成するが、女性専用トイレが減るのは困るという意見も複数あがった。<図3>

■レポート項目一覧

□ 調査概要

□ 回答者プロフィール(性別・年代・居住地・婚姻状況・職業・都市規模・同居家族・ PNCL構成比・性年代別PNCL構成比)

□ ポテンシャルニーズクラスター(PNCL)について

□ 背景情報(接触メディア・生活意識)

▼ 調査結果サマリー

▼ 調査結果詳細

□ SDGs認知、認知経路

□ 17の目標 認知/興味・関心/協力できそうなもの

□ 関連ワードの認知

□ エシカル消費の認知

◆レポートのダウンロードはこちらから

https://www.cross-m.co.jp/report/other/20230620SDGs/

■調査概要

調査手法 :インターネットリサーチ

調査地域 :全国47都道府県        

調査対象 :18~69歳の男女、人口構成比に応じて割付

調査期間 :2023年6月2日(金)~4日(日)

有効回答数:本調査2,500サンプル        

※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります

■会社概要

会社名 : 株式会社クロス・マーケティング  https://www.cross-m.co.jp/

所在地 : 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F

設 立 : 2003年4月1日

代表者 : 代表取締役社長兼CEO 五十嵐 幹

事業内容: マーケティングリサーチ事業、マーケティング・リサーチに関わるコンサルテーション

◆本件に関する報道関係からのお問い合わせ先◆

広報担当 : マーケティング部 TEL : 03-6859-1192 FAX : 03-6859-2275

E-mail : pr-cm@cross-m.co.jp

≪引用・転載時のクレジット表記のお願い≫

本リリースの引用・転載時には、必ず当社クレジットを明記いただけますようお願い申し上げます。

<例> 「マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが実施した調査によると・・・」

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