体験型宿泊施設「OSAKINI Base(仮)」着工式を実施地域住民20名以上が参加し、2023年12月完成を目指して安全祈願

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一般社団法人大崎町SDGs推進協議会(所在地:鹿児島県大崎町 代表理事 千歳史郎 以下、大崎町SDGs推進協議会)は、6月17日(土)に体験型宿泊施設「OSAKINI Base(仮)」の着工式を実施いたしました。
本施設では大崎町で20年以上続く分別の取り組みを体験できることはもちろん、“大崎町らしい建物“を目指し、生ごみ堆肥を活用した畑作りやエネルギー効率を最大化した高気密・高断熱の技術を取り入れるなど、環境負荷を軽減する工夫を施します。

当日の式典では20名以上の地域住民、事業者の方々にお集まりいただき、安全祈願と施設のご説明を実施いたしました。また、施設の安全な工事と完成を願って、大崎音頭を参加者の方々と踊りました。

式典後は、町内の生ごみ・草木を堆肥化し、その堆肥「おかえり環ちゃん」を活用している、ななくさ農園(所在地:鹿児島県大崎町 代表者:栫井敬親)が育てたJAS認定取得のごぼう、にんじん、かぼちゃ、有限会社坂下水産(所在地:鹿児島県錦江町 代表取締役:坂下勝則)の鯛、MASARU商店(所在地:鹿児島県志布志市 代表者:代表 山野勝広)が取り扱う、流通しにくいと言われている経産牛、リサイクルしやすい素材の紙パックを導入している若潮酒造(所在地:鹿児島県志布志市 代表者:上村雅彦)の焼酎など、食の安全やサーキュラーエコノミーに配慮した素材を使い、振る舞いバーベキューも実施。ささやかながら、日頃お世話になっている方々に感謝を伝えると共に、食の資源循環に少しでも貢献できる方法を見直す機会となりました。

<当日の流れ>

●      10:00 開場

●      10:30 開式のご挨拶

●      10:35 一般社団法人大崎町SDGs推進協議会 千歳 史郎 代表理事ご挨拶

●      10:40 宮内 徹 宮司による安全祈願

●      10:55 OSAKINI Base(仮)プロジェクトマネージャーから施設説明

●      11:00 大崎音頭と奉納

●      11:05 終了

<当日の様子>

<式典 登壇者コメント>

一般社団法人大崎町SDGs推進協議会 千歳 史郎 代表理事

本日は大崎町SDGs推進協議会の事業であります体験型宿泊施設の着工式にご参加いただき、誠にありがとうございます。

私たち協議会にとって、この着工式は新たな始まりの節目となります。資源循環をテーマとして描くサーキュラービレッジ大崎町の初めてのシンボルとして、私たちのビジョンと使命を具現化し、より良い未来を築くための記念すべき第一歩です。

 このプロジェクトの実現には菱田にお住まいの皆様をはじめとし、企業版ふるさと納税の寄付企業様など多くの方々のご協御力とご支援がありました。あらためて、心から感謝の意を表明させていただきます。

本施設は,これまでも解体作業等に地域の皆様に携わっていただき、皆様と共に作り上げてきたものといった気持ちがございます。本町のごみのリサイクルの研修に訪れた企業様等に「これからのごみの捨て方を含めた地域の暮らしを学べる施設」であるとともに、地域や関係者の皆様と一緒に作り上げてきた施設として、気軽に活用していただける地域の拠点となっていくことを期待しております。

本日の着工式を通じて、私たちの決意と意気込みを共有し、すべてが循環するまち サーキュラービレッジ大崎町の実現に向けて一丸となって前進してまいりましょう。引き続き、ご支援とご協力をよろしくお願いいたします。

<OSAKINI Base(仮)概要>

●        所在地:鹿児島県曽於郡大崎町菱田

●        延床面積:約100㎡

●        構 造:補強コンクリートブロック造、平屋

●        基本計画・設計:一般社団法人大崎町SDGs推進協議会

●        実施設計・施工:有限会社新越建設

●        温熱環境アドバイザー:おりなす設計室

<団体概要>

  • 所 在 地 :鹿児島県曽於郡大崎町菱田1441 ジャパンアスリートトレーニングセンター大隅 管理棟2F

  • 代 表 者:千歳史郎(代表理事)

  • 事業内容 : 12年連続を含む合計14回リサイクル率日本一を獲得した大崎町を舞台に、多様なパートナーと協働して研究開発・人材育成・情報発信などに取り組み、サーキュラーエコノミーを推進する。

  • 設  立:2021年4月

  • U R L:https://osakini.org/

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