国土交通省主催の開発コンテスト「PLATEAU AWARD 2023」開催 3D都市モデルを活用したサービス・アプリ・コンテンツ作品を公募

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 株式会社角川アスキー総合研究所(本社:東京都文京区、代表取締役社長:加瀬典子)は、国土交通省が主催する3D都市モデルの開発コンテスト「PLATEAU AWARD(プラトーアワード)2023」の公募を、2023年6月16日より開始することをお知らせします。
 角川アスキー総合研究所は本コンテストの運営事務局を務め、国土交通省とともに本事業を推進してまいります。

 国土交通省では2020年度より「Project PLATEAU」として、3D都市モデルと呼ばれる都市空間のデジタルツインデータの整備・活用・オープンデータ化の取組みを行ってきました。そして現在、さまざまな領域における新たなサービスやイノベーションの創出が進みつつあります。
 4年目を迎える2023年度は、実証フェーズを超えて本格的な社会実装のフェーズに入り、その動きを加速させるため、さまざまな切り口で開発者コミュニティにおける実装のきっかけ作りを推進します。「PLATEAU AWARD 2023」はその一環として開催する開発コンテストです。オープンデータである3D都市モデルのまだ見ぬ可能性を引き出すため、さまざまな領域のエンジニア、クリエイター、プランナーが自らの技術と3D都市モデルのデータを組み合わせた、新たな価値を生み出すサービス、アプリケーション、コンテンツなどの作品を募集します。

 また、応募希望者に向けた説明会を2023年7月5日にオンラインで開催します。本コンテストをご理解いただくための各種プログラムを予定しておりますので、応募を検討されている方はぜひご参加ください。

概要
主  催:国土交通省

募集期間:2023年6月16日(金)〜2023年11月30日(木)23:59

募集内容:
 PLATEAU がオープンデータとして提供する3D都市モデルを活用した、新たなアプリケーションやコンテンツ、エクスペリエンス。
※PLATEAUがオープンデータとして提供する3D都市モデルを利用したものであれば、作品のジャンルは問いません。
1.商用サービスやエンターテインメント系のアプリ
2.動画やゲームなどのコンテンツやアート作品
3.都市開発などを目的としたシミュレーションや可視化ツールなどの政策活用ツール
4.データ変換ソフトウェアなどの 3D都市モデルの利便性を向上させるサポートツール

 そのほか、あらゆるタイプの作品が対象となります。すでに事業化されているソフトウェアから、個人のアイデアやハッカソンなどから生まれたプロトタイプまで、作品の熟度も問いません。みなさまからのご応募をお待ちしております。

募集対象:
 個人または企業、教育機関・研究機関、行政機関、その他団体等のチーム。チーム内のメンバー数や年齢等の制限は一切ありません。本年度より学生部門の賞を設けております。ぜひ学生の皆様も豊かな発想を活かしたご応募をお待ちしております。
※未成年の場合は保護者の同意および保護者による代理にてご応募ください。

応募方法:
プレゼンシートと動作解説動画を公式サイトから応募ください。
※公式サイト: https://www.mlit.go.jp/plateau-next/award/

審査方法:
(1)3D都市モデルの活用 (2)アイデア (3)UI・UX・デザイン (4)技術力 (5)実用性の、5つの観点から評価

賞  金:グランプリ1作品は賞金 100万円ほか、総額 200万円(部門賞には学生部門を含む)

運営事務局:株式会社角川アスキー総合研究所

■応募希望者にむけて説明会を開催します
日時:7月5日(水)19時開始
形式:オンライン(Zoom)
参加方法:以下フォームよりお申込みください。(事前登録制)
説明会申込フォーム:https://asciistartup.connpass.com/event/286365/

プログラム(予定):
・PLATEAUと本コンテストの概要(国土交通省担当者)
・PLATEAUが提供する3D都市モデルデータ全般について(株式会社ホロラボ ソフトウェアエンジニア・於保俊氏)
・Web GIS及びPLATEAUのGISでの使用方法について(株式会社MIERUNE 西尾 悟氏)

※説明会の様子は後日公開のアーカイブでもご覧いただけます。

Project PLATEAUについて
Project PLATEAUはスマートシティをはじめとした「まちづくりのデジタル・トランスフォーメーション」を進めるため、そのデジタル・インフラとなる3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化を推進するプロジェクトです。2023年度も、引き続き3D 都市モデルの整備・活用・オープンデータ化のエコシステムの構築に向け、更なる取組みの深化を図っていきます。
具体的には、①エコシステムの構築、②データ整備の高度化・効率化、③ユースケースのベストプラクティス開発、④オープン・イノベーション創出、⑤地域の社会実装の5つのテーマのもとに、約40件のプロジェクトを採択しました。地方公共団体は約50団体が参画し、データ整備範囲は約200都市に拡大する予定です。

PLATEAU NEXTについて
Project PLATEAUでは2020年度から3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化の取り組みを行い、すでに全国約60都市の3D都市データを公開、様々な領域におけるユースケースの開発を行ってきました。
2023年度のPLATEAUは、実証フェーズを超え、本格的な社会実装のフェーズに入ります。この動きを加速させるため、アプリコンテスト、ライトニングトーク、ハッカソン、ハンズオン、ピッチイベント、アクセラレーションプログラム、子ども向けイベントなど様々な切り口で開発者コミュニティにおける実装のきっかけ作りを進めていきます。
さまざまな領域のエンジニアやクリエイター、プランナーが自らの技術と3D都市モデルのデータを組み合わせ、新たな価値を生み出すことを期待しています。

株式会社角川アスキー総合研究所について
角川アスキー総合研究所は、メディア運営やコンテンツ制作で培った知見を活かし、調査、コンサルティング、マーケティング、ビジネスソリューション、出版、教育支援など幅広く事業を展開しています。コンテンツ力、メディア力、リサーチ力を総合的に活用し、お客様の課題解決に取り組みます。
公式サイト:https://www.lab-kadokawa.com/

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