地域資源のエネルギー活用事業を展開する株式会社このほし(本社:秋田県五城目町、代表取締役:小原祥嵩、以下、「このほし」)は、地域課題解決型シード特化ファンドCentral Japan Seed Fundからシード調達を行いました。今回の調達により、未利用バイオマスを用いた分散型マイクロ電力供給システムの国内外への展開を目指した事業基盤の構築を行います。
調達の背景と使途:
このほしでは、国内外での社会課題解決のための事業を展開予定です。この度の資金調達により、バイオマスによるマイクロ発電デバイスを開発するとともに、新興国市場での事業可能性の検証を行います。そして、今後の事業拡大を見据えた人材獲得に取り組み、国内外における地域資源エネルギー事業の展開基盤を構築します。
【国内事業】
このほしは拠点である秋田県五城目町の脱炭素化実現に向け、林地残材や農業残渣などを用いた電力/熱供給スキームの構築に取り組んでいます。これにより年間17億円にのぼるエネルギー代の域外流出を抑え、地域経済循環を促進することを目指しています。
【海外事業】
さらに新興国や途上国に目を向けると、増大・多様化する電力需要に対して供給インフラ整備が追いついていない現状があります。秋田県での取り組みを通じた未利用資源のエネルギー利用に関する知見を用いて、新興国・途上国のマイクロな電力ニーズに応える分散型のエネルギー供給スキームの構築に取り組みます。
Central Japan Seed Fundからのコメント
地域の課題解決に臨むシード期のスタートアップをサポートするCJSファンドより、このほしに出資をさせて頂きました。人口減少率国内No1の秋田県において、小さな五城目町でモデルケースを作り、海外新興国でも展開を狙う意欲的な事業モデルです。ファンドのLPの皆様とともに小原さんのチャレンジを応援していきます。
参考リンク:『中部発、地域課題解決型シード特化ファンド「Central Japan Seed Fund」総額約15億円に拡大 』( https://mtgv.vc/press/719/ )
株式会社このほしについて:
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会社名:株式会社このほし
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所在地:秋田県五城目町
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代表取締役:小原祥嵩
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事業内容
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バイオマスを用いたエネルギー創出事業
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脱炭素化推進コンサルティング事業
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サステナビリティ人材育成事業
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ビジョン『調和、矯正、循環が生まれこのほしが輝き続ける社会を実現する。』
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ミッション『人と人、人と自然がよりよく共に生きる環境をデザインする。』
お問い合わせ先
株式会社このほし
代表取締役 小原祥嵩