⻑野県では、森林整備を進めていく「森林(もり)の里親」の取り組みを推進しています。 締結式に先立ち、支援企業となるジョイカルジャパンの早川及び、支援受け入れ先となる北アルプス森林組合 代表理事組合長の割田俊明氏、長野森林組合 代表理事組合長の和田智氏に加え、元プロ体操選手の内村航平氏がジョイカル”ECOTO”アンバサダーとして⻑野県知事を表敬訪問いたしました。
その後の会見では、長野県林務部長 須藤俊一氏立会のもと、「森林(もり)の里親契約」が締結されました。今後、クルマが排出した二酸化炭素(CO2)を森林整備によって相殺するカーボンオフセットプロジェクト「ECOTO(イーコト)」により、ジョイカルジャパンが組合の森林整備に必要な資金を提供していきます。
- 締結式|ジョイカル”ECOTO”アンバサダー内村氏より
締結式では、ご自身の環境に関する考えについて、内村氏から「改めて早川代表の説明を聞いて、人が生きているだけでもカーボンオフセットするためには23本の木が必要。また、森林の機能が手入れをしないと良くなっていかない、吸収量が落ちていくということを知ることが出来たので、僕からも多くの方に知っていただけるように活動していきたいと思っています。」と語られ、さらに、「クルマに乗っている方は、恐らく(自動車の排気ガスが)環境に悪いことはわかっているものの実際に何をしたらよいのかがわかっていないという方々も多いと思う。“ECOTO”は、クルマに乗る一人ひとりにカーボンオフセットの提案をできるため、すごくいい活動だと思います。」とお話しされました。今後、内村氏は長野県内の植樹イベントなどにも参加予定です。
- 締結式|”ECOTO”について|株式会社ジョイカルジャパン 代表取締役社長 CEO 早川 由紀夫
クルマが排出するCO₂を森林事業でオフセットするプロジェクト”ECOTO”についての説明の中で、早川からは「今回の取り組みについて長野県を始め、両組合様の協力があるからこそ可能になります。どれだけの方がこういったサービスに興味を持っていただけるのか。欧米ではSDGsの取り組み無くしては、商品やサービスの展開が難しい一方で、国内に於いてはまだまだであると思っていますが、今回の取り組みが私自身も壮大な社会実験の一つであると捉えています。どの程度のユーザーが環境への取り組みに興味を持っていただけるのか大変興味がございます。まずは、全国約580店舗のジョイカル店の顧客の方々に情報発信していきたいです。」と意気込みを語りました。
- 締結式|北アルプス森林組合 代表理事組合長 割田氏より
「令和2年7月に長野県SDGs推進企業として登録され、主な取り組みとして再生可能エネルギーとして木質バイオマス生産による循環型の資源活用などを進めるため、木質バイオマスセンター建設をし、地域の協力を得ながら森林整備による未利用の資材や管内民有林の70%を占める広葉樹などをチップ化し、木質バイオマスボイラーの燃料として供給することで、再生可能な自然エネルギーの地産地消による地域資源循環型のまちづくりを推進し、脱炭素化社会を目指しています。すでに10haの森林整備を終えている大町市常盤地区ですが、あと300ha程度の整備を進めていく予定があり、今回選んでいただいたことに感謝の意を述べるとともに、一生懸命森林整備をしていきたいです。」と意気込みをいただきました。
- 締結式|長野森林組合 代表理事組合長 和田氏より
「現在、森林・林業を取り巻く環境というのは大きな変化をしているところです。その中で“脱炭素社会”“2050カーボンニュートラル”といった言葉が出ている通り、そういった社会を目指して森林に関わる全てのベクトルが環境の方へ向いている状況にあると感じています。今回、ジョイカルさんにはタイムリーな取り組みを行っていただけることにつきまして、心から敬意を表しています。我々森林事業者としてもしっかりと環境に対する責任を果たしていかなくてはいけないと思っています。」と述べられました。
- 乗るだけカーボンオフセット”ECOTO”概要
ECOTO(イーコト)は、地球に優しいカーボンオフセット・プラン。ジョイカルが提供する自動車契社会をつくるため、あなたもイーコト始めてみませんか?
- 内村 航平(うちむら こうへい)プロフィール
オリンピック4大会(2008年北京、2012年ロンドン、2016年リオデジャネイロ、2021年東京)に出場し、個人総合2連覇を含む7つのメダル(金メダル3、銀メダル4)を獲得。また、世界体操競技選手権でも個人総合での世界最多の6連覇を含む21個のメダル(金メダル10、銀メダル6、銅メダル5)を獲得している。国内大会ではNHK杯個人総合10連覇、全日本選手権個人総合でも10連覇を達成。2023年ジョイカル”ECOTO”アンバサダーに就任。
- 株式会社ジョイカルジャパン会社概要
ジョイカルは2005年の創業以来、「カーライフをもっと楽しく便利に」をモットーに、クルマ社会の未来へ向け常に考え、新たなサービスを提供しています。クルマ社会を支えている日本全国各地の自動車整備工場との協業で事業を進めて参りました(2023年6月1日現在開業店舗数:563店舗)。2025年に向けて「クルマの乗り方、変える。時代、変える、ジョイカル。」をスローガンとし、現代のDXに向けて自動車業界のDXをどう生き抜くか、ジョイカル流DXとは何か?を模索し続けながら日々成長し続けます。