沖縄科学技術大学院大学と連携協定を締結

この記事は約4分で読めます。
 一般社団法人AgVenture Lab(本社:東京都千代田区、代表理事理事長:荻野浩輝)は、学校法人沖縄科学技術大学院大学学園(沖縄県国頭郡恩納村、理事長:ピーター・グルース、以下OIST (Okinawa Institute of Science and Technology Graduate University))と連携し、農と食を基盤とした新たなイノベーションの創出に寄与することを目的として7月8日に連携協定を締結しました。今回の連携協定を通じ、AgTech、FoodTechを中心とした領域のスタートアップの実証実験のサポートや、起業家人材の育成等を積極的に進めていきます。 
 AgVenture Labは、国内外のイノベーションエコシステムとの連携を通じ、「食」や「農」、「地域」の発展を目指すスタートアップ企業を支援することで、イノベーションの創発と社会課題の解決に貢献してまいります。
 

【背景】
 AgVenture Labでは2019年よりJAアクセラレータープログラムの運営等を通じて、「食」「農」「地域」の社会課題の解決に取り組むスタートアップ企業の支援を行い、現在第4期のアクセラレータープログラムを実施するなど、これまで約30社のスタートアップ企業を採択・支援しています。昨年実施したJAアクセラレーター第3期においてOISTが支援するEF Polymer株式会社を採択し、農業現場の課題解決に向けてJAグループとの協業を進めていきました。
 今般、世界有数の研究力を誇るOISTと連携協定を締結することといたしました。

【連携協定の主な概要】
・起業家人材の育成に関すること
・起業支援人材の交流に関すること
・拠点の相互活用に関すること
・その他、必要と認める事項

◎学校法人沖縄科学技術大学院大学学園(OIST) (https://www.oist.jp/ja
 OISTは国内外から優れた人材を獲得して質の高い研究を行うことで、世界最高水準の研究拠点の形成を推進しています。クラスターの核となることを通して、世界の科学技術へ寄与するために日本政府の主導により2011年に設立されました。先駆的大学院大学として、科学的知見の最先端を切り拓く研究を行い、次世代の科学研究をリードする研究者を育て、沖縄におけるイノベーションを促進する拠点としての役割を果たすことを使命としています。

◎⼀般社団法⼈AgVenture Lab (https://agventurelab.or.jp
 AgVenture Labは、全国農業協同組合中央会、全国農業協同組合連合会、全国共済農業協同組合連合会、農林中央金庫、一般社団法人 家の光協会、株式会社 日本農業新聞、全国厚生農業協同組合連合会、株式会社 農協観光の全国組織8団体が共同して2019年5月27日に開設されました。 
 「次世代に残る農業を育て、地域のくらしに寄り添い、場所や人をつなぐ」をコンセプトとして、スタートアップ企業やパートナー企業、大学、行政等と協創し、様々な知見やテクノロジーを活用しながら、新たな事業創出、サービス開発、地域課題の解消を目指す組織です。JAグループではAgVenture Labでの活動を通じて外部企業との連携を強化し、第一次産業や地方が抱える社会的課題の解決につながるような新たな価値の創出に積極的に挑戦しております。 

タイトルとURLをコピーしました