循環型農業「アクアポニックス」の保守サービスを提供開始

「アクアポニックスで人と地球をHAPPYに」をビジョンに掲げ、循環型ビジネスの提案を行う株式会社アクポニ（所在地：神奈川県横浜市、代表取締役：濱田健吾、URL：https://aquaponics.co.jp/）は、循環型農業「アクアポニックス」の保守サービスを2023年6月1日より提供開始します。
当サービスは、当社のシステム導入事業者を対象とするアフターサービスです。「ポンプが止まってしまった」「水漏れが発生した」など、アクアポニックス周辺機器に不具合が発生した際に修繕対応を行い、アクアポニックスで栽培する野菜や魚が衰弱するリスクを低減します。また、メンテナンスサポートでは定期的な訪問と保守点検を行い、円滑な農場運営をサポートします。

「アクポニハウス30」の保守点検イメージ

保守サービス詳細：https://aquaponics.co.jp/introduction/maintenace/

循環型農業「アクアポニックス」保守サービス提供開始の背景

アクアポニックスとは、水耕栽培と水産養殖を掛け合わせた無農薬・無化学肥料・無除草剤の循環型農業です。魚・微生物・植物の三者が生態系をつくりバランスよく循環する生産性と環境配慮の両立ができる農業として、SDGsなどの観点から近年注目が集まっています。

アクアポニックスはその高い生産性と作業のしやすさが特徴である反面、日本ではまだ導入されて数年の農法であるため、万が一の機器トラブルが生態系の崩壊に直結し、作物が全壊するケースも想定されます。当社は2014年に創業した、日本におけるアクアポニックスのパイオニアです。アクアポニックスの専門知識と豊富な実績をもとに、アクアポニックスのシステムを導入したお客様が安心して農場を運営できるよう、当サービスを開始しました。
今回提供開始する保守サービスでは「メンテナンスサポートL（ラージ）」「メンテナンスサポート」と「シンプルサポート」の3つのプランで、円滑な農場運営をサポートします。

保守サービス概要およびプラン詳細

メンテナンスサポートL（ラージ）

100m2以上の農場が対象のプランです。

故障・トラブルに関して、24時間以内に対処法の提案を行います。「ポンプが止まってしまった」「水漏れが発生した」などの緊急事態においても修繕対応を行い、野菜・魚が死滅してしまうリスクを低減します。また、定期的な訪問点検と状況ヒアリングを行い、必要に応じてメンテナンスや代行修理を実施します。

アクポニ独自のパッケージ農場「アクポニハウス」の場合は、「アクポニハウス100」が対象となります。

（費用：月額7,700円（税込））

※訪問は4ヶ月に1度程度が基本となります。

アクポニハウスについて：https://aquaponics.co.jp/aquponi-house/

メンテナンスサポート

100m2未満の農場が対象のプランです。

サポート内容はメンテナンスサポートLと同様です。故障・トラブルに関する24時間以内の対処法の提案および定期的な訪問点検と状況ヒアリングを行い、必要に応じてメンテナンスや代行修理を実施します。

アクポニ独自のパッケージ農場「アクポニハウス」の場合は、「アクポニハウス30」および「アクポニハウス5」が対象となります。

（費用：月額5,500円（税込））

シンプルサポート

故障・トラブルに関して、24時間以内に対処法の提案を行うシンプルなプランです。

（費用：月額1,100円（税込））

＜お申し込み条件とお支払い方法＞

対象者：アクポニのシステム導入者

お支払い方法：Paypal（クレジットカード払い）

契約期間：1年〜

※当プランは、システム導入時にのみご加入いただけます。

株式会社アクポニ　代表取締役　濱田健吾のコメント

2014年の創業以来、全国で35の農園の開設に携わってきた実績と知見を活かし、ようやく満足できるサービス内容とリーズナブルな価格設定で本サービスをリリースすることができました。

創業からの数年間、アクアポニックス先進国であるアメリカに自ら農業研修に行った際も、新規参入者は異業種参入がほとんどで、慣れない機材トラブルに課題を抱えていました。今後、日本でアクアポニックスを広げるうえで生産者が安心してビジネスできる農場の保守サービスは必須と考えています。アクアポニックス生産物の品質向上、そして日本におけるさらなるアクアポニックス普及につなげていきたいと思います。

循環型農業「アクアポニックス」について

アクアポニックスとは、水耕栽培と水産養殖を掛け合わせた無農薬・無化学肥料・無除草剤の循環型農業です。魚・微生物・植物の三者が生態系をつくりバランスよく循環する、生産性と環境配慮の両立ができる農業として、その可能性に世界が注目しています。土耕農法と比較して同面積で約7倍の収量となる高い生産性と、約80%以上の節水、ライフサイクルアセスメントによる環境負荷の低さが特徴です。

アクアポニックスの生産物にはUSDA（アメリカの有機認証）取得が認められており、少ない手間で安心・安全な野菜と魚を育成することができます。