第16回 「WFPウォーク・ザ・ワールド」 開催

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認定NPO法人国連WFP協会(神奈川県横浜市)は、「WFPウォーク・ザ・ワールド」を5月14日(日)に横浜みなとみらいで開催しました。第16回目を迎える本年は、昨年を大幅に超える3,728人が参加し、赤レンガ倉庫や山下公園など横浜の名所を巡りました。本イベントは、途上国の子どもたちの飢餓なくすための参加型チャリティーイベントで、参加費の一部は国連WFPの「学校給食支援」に寄付されます。今年は、総額3,504,800円の寄付となり、116,826人の子どもたちに給食が届けられます。

 

左から: トルコ共和国駐日特命全権大使コルクット・ギュンゲン大使、安藤 宏基 国連WFP協会会長、川﨑 宗則 さん、山中 竹春 横浜市長 ©JAWFP左から: トルコ共和国駐日特命全権大使コルクット・ギュンゲン大使、安藤 宏基 国連WFP協会会長、川﨑 宗則 さん、山中 竹春 横浜市長 ©JAWFP

開会式冒頭、国連WFP協会の安藤宏基会長は「今年は昨年よりも1,100人ほど多い3,700名以上の参加となった。学校給食が子どもたちの自立を支えている。皆さまのご参加に厚く感謝します」と述べました。後援者代表の山中竹春横浜市長は「常日頃から横浜市と国連WFPの間では世界の平和と安定に向けた取り組みを一緒に展開している。今日もそういった思いを共有して、会場にいらしている皆さんと共に、世界の平和と安定、飢餓の撲滅を祈って歩きたい」と、述べました。また、トルコ共和国駐日特命全権大使コルクット・ギュンゲン閣下は「地震の際、どこよりも早く支援をしてくれたのが日本。また、国連WFPは主要な組織の一つで多大な支援をいただいた。心から感謝を述べる」と語りました。開会式最後に、BCリーグ栃木ゴールデンブレーブス選手の川﨑宗則さんは、「このウォーキングイベントは世界中の子どもたちを救うイベント。みなさんが素晴らしい活動を、歩きながらしていることを嬉しく思います。楽しく幸せに歩きましょう」と、参加者に呼びかけました。

会場ではトルコ・シリア地震への緊急支援募金も実施。61,528円の募金が集まりました。

世界の飢餓人口は最大8億2,800万人に上り、食事を十分に摂れない子どもが数多くいます。学校給食は子どもたちへ必要な栄養を届けるだけでなく、勉強への集中力を高め、将来の可能性を開きます。この結果、貧困や格差の解消にも役立っています。

◎ぜひ当イベントをご紹介ください。当日の様子や、途上国での学校給食支援の写真をご入用の際はご連絡ください。

開催概要
【日時】2023年5月14日(日)
受付9:00~ 開会式9:30 スタート時間 10km 10:00 / 5km 10:30
【開催地】 横浜みなとみらい地区(スタート会場: 臨港パーク)
【参加費】 一般1,500円※うち1,000円を募金、小学生500円※うち200円を募金
【主催】認定NPO法人 国連WFP協会
【後援】WFP 国連世界食糧計画 日本事務所、横浜市、横浜商工会議所、 (公財)横浜市国際交流協会、日本市民スポーツ連盟、日本ウオーキング協会、神奈川県ウオーキング協会、パシフィコ横浜、FMヨコハマ、NHK横浜放送局、tvk
■WFPウォーク・ザ・ワールド専用ウェブサイト: https://www.walktheworld.jp/2023/
 

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