セミナーの午前の部ではIGESが実施している研究プロジェクト「SDGs 実現に向けたフォローアップ・レビューのガバナンスに関する比較研究」についての発表があり、午後の部ではシナジーに関する主にIGESからの情報提供と意見交換会が行われました。
JYPS事務局員は午前・午後それぞれのセッションで登壇者として参加しました。
2023年4月3日、地球環境戦略研究機関（IGES）の葉山本部にて、パリ協定とSDGsのシナジー強化ためのセミナーが開催されました。このセミナーにJYPS事務局員2名が参加し、JYPSの近況活動と目標に向けた行動について他の参加者と意見交換を行いました。
セミナーは、IGESがパリ協定と持続可能な開発のための2030アジェンダのシナジーを促進するためにどのように貢献できるのかをテーマとして、関係団体からの発表や議論が行われました。
午前の部では、IGESが実施している研究プロジェクト「SDGs 実現に向けたフォローアップ・レビューのガバナンスに関する比較研究」において、特に日本のVNRのフォローアップ・レビューシステムをどのように変革したらよいかに焦点を当てた研究について、今までの成果等を報告させて頂き、意見交換を行うセッションが行われました。
午後の部では、シナジーに関してIGESの主要なユニットリーダーからの発表と、IGES若手を中心に希望者に発表・意見交換が行われました。
JYPSからは田中梨奈（共同事務局長）と森井悠里香（政策提言部統括）が参加し、午前の部では、日本の「ユース」が政策提言をする上で抱える課題について意見を述べました。午後の部では、田中がJYPS事務局として昨年ユースの提言も発表した、シナジー会合を踏まえて今年の会合に期待すること、そして、持続可能な社会の実現にむけてどのようなシナジーを起こしていきたいかをプレゼンテーションしました。森井はJYPS事務局員としてW7のプロセスに参画した経験を踏まえてアジェンダ横断のシナジーの可能性についてプレゼンテーションしました。
シナジー会合について：https://www.jyps.website/post/synergyconference2022
W７について：https://www.jyps.website/post/w7サミット開催！jyps事務局員が小倉大臣にインタビュー
IGES葉山本部 現地参加者による記念撮影
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持続可能な社会に向けたジャパンユースプラットフォーム
（Japan Youth Platform for Sustainability： JYPS）
JYPSは、「社会のすべて人々が、公平に自らの意見を政策に反映させることを通じて、衡平で公正な社会が実現される世界」というビジョンのもと、「若者の意見を集約・調整する自治民主的な仕組みの設立、管理、そして改善をすることを通じて、若者が政府や国際的な枠組みに対しその意見を反映させること」をミッションに活動しています。
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