鼻呼吸補助器具の特許申請をいたしました!

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歯科医の秋広良昭です。歯周病の早期発見・治療には低位舌防止と咬合調整が必須です。高齢化社会だからこそ、歯周病撲滅が関連して生ずる成人病費用の抑制に直結します。

歯周病は口腔常在菌で生ずると言われて来ましたが、私の考えでは歯周病は複合疾患で、

①   歯牙傾の成因は低位舌です。歯周病発病原因です。低位舌は呼吸筋が弱るか疲れた時に

観られる「舌の位置が低位な口呼吸時に見られる状況」です。

低位舌で歯牙は横に押され続けるとやがて傾き、対合歯とで咬合異常状況を生じます。当該歯牙周辺歯槽骨に外傷性の炎症が生まれ、連れて骨欠損を生じ、生じた凹状骨欠損部に特定な菌が棲みつき、更に増殖して所謂歯周病の進行するメカニズムに成ると考えます。

歯磨きして口を濯ぐと血が混じることがありますが、これは市民が自覚出来る歯周病の初期症状です。口腔常在菌が悪玉菌だけと決めつけていますが、腸内細菌と同様に善玉と悪玉菌の2種類があると考えます。理由は、悪玉菌だけなら生体に危害を生み出し、宿主を滅ぼすからです。歯槽骨欠損防止に専門医による咬合調整を含めた総合的状況メンテナンスが必須です。

一酸化窒素NOの薬理作用に細菌殺菌作用があります。呼吸時に確実、簡便にNOを発生する装置を組み込みました。新規開発器具は口腔の細菌数縮小均衡の為で、NOで高齢者口腔ケアの簡便化になります。NO発生の為には、吸気の吸気速度の一部が10倍程早めてから、衝撃波として副鼻腔自然孔がある上鼻道叉は中鼻道に流れる様に向けました。吸気動作に伴い生まれる衝撃波の通過のつど副鼻腔内に気圧変化を生じます。副鼻腔内毛細血管に圧縮・開放現象を生じます。呼吸運動に連動して毛細血管内皮細胞から継続してNO発生します。市販NO濃度測定器で45PPb濃度であり、殺菌作用には十分です。

疲労時に舌低下を来さない為に、舌筋迄持続的刺激伝達が必須です。この刺激伝達を担う筋は鼻中隔下制筋や、この筋と協調する鼻筋翼部と知られておりましたが皮筋なので伝達方法の再現が世界中で未確認でした。この度再現可能な器具を開発致しました。

2023.4.26に特許申請いたしました。歯周病の早期発見・治療には低位舌防止と咬合調整が必須です。高齢化社会だからこそ、歯周病撲滅が関連して生ずる成人病費用の抑制に直結します。

歯学博士 秋広良昭

株式会社パタカラ
口唇筋力を鍛える医療用器具、パタカラのご紹介。製品の特徴、使用方法など。
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