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5月号のみどころ
5月号では、「公民館の手引き(中)」を紹介しています。
先月号に引き続き、公民館の「入門書」的な特集となっております。
公民館は単に「人びとが集う」だけが目的で設置されたわけではありません。地域の人びとが集うことをきっかけに、また集うことをとおして,まちづくり・地域づくり・人づくりにつなげたり、学びにつなげたり、地域自治につなげていくことが公民館の役割です。公民館職員は、その大事な役割を担っています。
今月号では特に、「公民館の原点」となっている起源について多くのページを割いています。公民館は成立してからすでに70年以上経っています。その当初の構想からは、公民館を取り巻く環境は大きく変わってしまっていますが、公民館の核となる部分については、私たち公民館の根幹となって、脈々と息づいています。そしてその理念のうえには、70年以上もの間に数多くの公民館職員が地道に築き上げてきた努力が積み重ねられてきています。私たちの公民館のミライには、公民館の理念と、築き上げてきた実践から学び、発展させることが大切です。
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『月刊公民館』とは
公民館関係者のための唯一の月刊機関誌。
生涯学習時代の公民館のあるべき姿を追求し、あわせて当面する課題の解決に役立つことを狙いとしています。
毎月の特集では、幅広くタイムリーなテーマを取り上げ、論考・事例・文献・データなど多面的な解説をしています。
地域との連携・協同を目指す学校関係者にもおすすめの雑誌です。
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5月号目次
特集
●公民館の手引き(中)
はじめに / 5.公民館職員 / 6.公民館の起源
特別寄稿
●地球市民をはぐくむことにつながる公民館の理念
─国際交流基金地球市民賞を受賞!(沖縄県那覇市若狭公民館館長 宮城 潤)
連載
●「こんにちは」に心をこめて お母さんSOS(村松 真貴子)
●地域に開かれた公民館(文部科学省優良公民館)
地域学をとおして郷土愛をはぐくむ(群馬県安中市秋間公民館)
「公民館回想法」で地域をつなぐ(奈良県奈良市立都跡公民館)
オール重井で協働のまちをつくり隊(広島県尾道市重井公民館)
Yellow プロジェクト 「いろどり高城」
─菜の花がつなぐまちおこし交流(鳥取県倉吉市高城コミュニティセンター)
●幸せな人生の食べ方 第74回(小倉 朋子)
●笑う公民館には芸人きたる 第61回(わさびちゃん)
●忘れても、生きるヒト。 第13話(栗山 宗大)
●エジプトに公民館をつくろう! 第32回(南 信乃介)
●体験の風をおこそう 第85回(国立青少年教育振興機構)
●天気予報はおもしろい 記録的に早かった桜─春が暖かくなっている(平井 信行)
●特別連載 第3回 エジプト式公民館に見る懐かしい未来(3)―公民館を発明し直すために(番外編3)(牧野 篤)
※都合により、今月の「令和の新・生涯学習考」コーナーはお休みします。
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商品紹介ページ
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商品概要
商品名:月刊公民館 2023年5月号
編集:全国公民館連合会
定価:628円(本体571円+税10%)
頁数:約50頁
判型:B5判
発売日:4月29日
発売元:第一法規株式会社