Alternative. A Way to the New.

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2019 年にスタートしたArtroom BIOME( 以下、「BIOME」)は、2022 年1 月から5 月までの期間、神戸でも異国情緒に溢れ観光客や、外国人が居住する北野坂にて「LEAPING OUT」と題して、一つの独立したギャラリー運営をしていたオフィス街を飛び出し、新たな試みを実施しました。
 5 月にはCOVID-19 禍の規制等が緩和された北野坂界隈でも、さまざまなイベントが開催を果たした中で、これまで以上に人通りも多い街で、同時開催の二つの個展Kanjiru(art)や、専門性と希少性で小さなワークショップを展開するMANABU(edu)を次々と開催し、好評を博しました。
二年間のあゆみ

BIOME は、今やアートの定義にカテゴリーの際がなくなってきていると考え、イラストレーション、版画、油彩、水彩だけではなく、陶磁器、ガラス、木工、金工など、工芸をも取り扱う、純粋なギャラリーを目的とした場を開設しました。また、兵庫県外で活動するアーティストを呼び込むことで、県内や神戸で活躍するアーティストに刺激をもたらすだけではなく、在廊するアーティストが神戸の市場や環境を体感していただける場を創り出すことにも注力しています。
さらには、アートを取り入れる生活の裾野を広げるには、まず鑑賞者、消費者のアートのある素地、アート脳を体感してもらうことにあると考え、純粋にアートを楽しむ場、今まで美術館にはないアートとの近距離感、そして、ときに心を癒したり、波立たせてくれる機会の創出をしたり、それらを手に入れることができる場をご案内してまいりました。その場が、同じ場ではなく神戸の違う場所に飛び出したり、時に他にはない学びの場を創り出すなど短期間の間に、全国区でご注目をいただけるようになりました。
そしてこれら経験を経て、次なる試みとして中山手通という閑静な住宅街の、緑溢れる環境に身をおき、BIOME のフィロソフィーの確立と、気づきの場の創出に努めて参ります。

再開時のflyer再開時のflyer

  

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