ヘンケル コンシューマーブランド アジア地域代表取締役社長のデイビッド・タンは、「当社は、アジア太平洋地域におけるビューティーケア事業を成長させるという明確な目標を持っています。今回の買収により、この地域におけるプロフェッショナルヘアビジネスのリーディングプレイヤーになり、日本と中国における市場ポジションを大きく向上させることができました。同時に、韓国におけるプレセンスと、タイにおける最大手としての地位を確立することができています」と述べています。
ヘアカラーのイノベーションとトレンドにおいて世界を牽引するシュワルツコフプロフェッショナルの成功を礎に、資生堂プロフェッショナルを加えることで、ジャパンビューティーのプレミアムヘア剤とスカルプケア剤、脱毛防止剤、スタイリング剤、パーマ剤に対する私どもの理解と開発・提案能力を高めていきます。
タン社長は、「すでに成功している2つのプレミアムブランドを傘下に持つことで、魅力的なポートフォリオが生まれ、西洋とアジアにおける美の専門知識、イノベーション、教育が融合します。それにより、当社がヘアサロンパートナーや美容室に提供する価値は大きく高まるでしょう」と述べています。
特筆すべきは、アジアの消費者に特化した商品を開発するためジャパンビューティーのイノベーションハブが東京に設置されることです。このハブは、資生堂プロフェッショナルとシュワルツコフの両ブランドの製品処方など、新商品開発の拠点となります。
タン社長は、「当社は、イノベーションと成長のための強固なプラットフォームを築くことで、アジアにおけるプロフェッショナルヘアビジネスを加速しようとしています。同時に、顧客中心主義を強化し、上市までの時間を短縮し、ビジネスのデジタル化をさらに推進していきます。また、『成功に欠かせないのは人である』と考えている当社では、適切な人材の獲得と維持、多様かつ包括的な組織文化の推進、そして、急速に変化し続けるダイナミックな世界において必要性が高まっている起業家精神の育成を優先事項としています。資生堂プロフェッショナルの皆さんをヘンケルファミリーに温かく迎えたいと思います」と述べています。
ヘンケルのプロフェッショナル ヘアビジネスは、さまざまな国際市場セグメントで主要な市場地位を占めています。このビジネスは世界の美容企業のトップ3に入り、シュワルツコフ プロフェッショナル、インドラ、ボナキュア、イゴラ ロイヤル、オーセンティック ビューティーコンセプトといった美容師専用のヘアケア、ヘアスタイリング、カラーリングブランドの幅広いポートフォリオを提供しています。ヘンケルのプロフェッショナル ヘアビジネスは10億ユーロを超える売上高を誇り、2023年初頭までにランドリー&ホームケアとビューティーケア ビジネスユニットの統合により設立される新しいマルチカテゴリーのプラットフォーム、ヘンケルコンシューマーブランド ビジネスユニットの一部となる予定です。
ヘンケルについて
ヘンケルはバランスのよい、多角的なポートフォリオを備え、産業および一般消費者向けビジネスをグローバル に展開しています。優れたブランドとイノベーション、テクノロジーを誇るヘンケルは、アドヒーシブテクノロジーズ (接着技術)、ビューティーケア、ランドリー&ホームケアの 3 分野において、グローバルリーダーとしての地位を 維持しています。1876 年に創立し、140 年以上に及ぶ成功の歴史があるヘンケルは、ドイツのデュッセルドルフ に本社を置き、世界に52,000 名以上の社員を擁しています。サステナビリティの分野をリードする存在として評価 されるヘンケルは、多くの国際的指標やランキングでトップの地位を維持しています。2021 年の売上高は 200億ユーロを超えました。ヘンケルの優先株はドイツ株式指数 DAX のリストに入っています。さらなる情報はこちら www.henkel.com をご覧ください。
ヘンケルジャパンホームページ: http://www.henkel.co.jp