循環商社ECOMMITが、日本郵便と郵便局をハブにした循環型モデル形成に向けた取組を開始

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 モノの循環の仕組みをつくる環境ベンチャーである株式会社ECOMMIT(本社:鹿児島県薩摩川内市 代表取締役:川野 輝之、以下「ECOMMIT」)は、日本郵便株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 衣川 和秀、以下「日本郵便」)と、郵便局をハブにした日本全国での循環型ビジネスモデルの形成への第一歩として、2023年4月20日(木)より、全国に先駆けて渋谷・流山の郵便局へ不要品の回収・選別・再流通を一気通貫で行うオリジナルブランド「PASSTO(パスト)」(https://passto.jp 以下「PASSTO(パスト)」)を設置し、不要品無料回収の取組を実施します。
 なお本取組は、ECOMMITが日本郵政キャピタル株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 丸田 俊也、以下「日本郵政キャピタル」)と締結した資本提携による取組の一環として実施するものです。

 ECOMMITは「捨てない社会をかなえる」をスローガンに、捨てられてしまっているものを、回収・選別し、再流通させる取り組みをしています。全国7箇所にリアルな循環センターを持ち、不要になったモノを回収・選別・再流通させ、そのサイクルの輪や分野を広げています。リユース・リサイクル率の算出や、CO2削減量のレポーティングを通して回収から再流通までの”ものの流れ”をデータ化するトレーサビリティシステムまで、企業や自治体の特性に合った循環サイクルの実現に向けたサービスを包括的に提供しています。

 
 日本郵便は、日本郵政グループの中期経営計画「JP ビジョン2025」で掲げるお客さまと地域を支える「共創プラットフォーム」*¹ の実現を目指しています。その一環として「地域の特性やお客さまニーズを踏まえた郵便局モデル」の創出に注力しています。最大の強みである、150年以上にわたって築き上げた全国約2万4千の郵便局ネットワークを活用し、地域コミュニティや企業などと連携して、価値ある商品・サービスの創出に取り組んでいます。

  この度、ECOMMITがもつ回収・選別技術のほか、各販売店へのコネクションによりリユース品として循環させるノウハウと、日本郵政および日本郵便が有する郵便局と配送ネットワークを掛け合わせることにより、サーキュラー・エコノミー(循環型経済)への移行を加速するとともに、新サービスの創出による郵便局の価値向上を目指します。

 本取組において、日本郵便は渋谷・流山の郵便局に「PASSTO(パスト)」を設置し、持ち込まれた不要品をECOMMITに配送、ECOMMITは郵便局に持ち込まれた不要品の選別作業を担います。

 回収した不要品は、リユース品として再流通させるほか、衣類に関しては、ECOMMITが伊藤忠商事株式会社と取り組む、日本市場における繊維製品の回収サービス「Wear to Fashion(ウェア・トゥ・ファッション)」の仕組みを通じてリサイクルします。さらに一定期間の取組を経て、環境改善活動、経済活動の観点から事業効果を検証します。今回の取組の結果を踏まえ、今後は日本全国の郵便局へ取り組みを広げることを視野に入れ、日本全国の郵便局をハブにした循環型モデルの形成を目指します。

 
 ECOMMITと日本郵便は、地域の社会インフラである郵便局という身近な場所に資源循環のサイクルを創出することで、日本におけるサーキュラー・エコノミーの確立と拡大を加速するとともに、地域において生活するお客さまが、安全・安心で、快適で豊かな生活・人生を送ることができる社会の実現をめざしてまいります。

 

「PASSTO(パスト)」(https://passto.jp)による不要品無料回収について
[概要]
本取組の対象となる郵便局に「PASSTO(パスト)」を設置し、対象となる不要品を無料で回収します。

開始日
2023年4月20日(木)

回収拠点
・渋谷郵便局(東京都渋谷区渋谷1-12-13)
https://map.japanpost.jp/p/search/dtl/300101041000/

・流山郵便局(千葉県流山市西初石4丁目1423−1)
https://map.japanpost.jp/p/search/dtl/300105006000/ 

回収品目
[回収できるもの]
衣類、帽子、ベルト、バッグ

[回収できないもの]
やぶれ、しみ、過度な毛玉のある服、肌着、靴下、水着、きもの、学校制服、ユニフォーム、体操着、くつ、スリッパなど履物、靴、アクセサリー類
 

*¹ 郵便局ネットワークをプラットフォームとして捉え、グループ内で一体的なサービスを提供していくとともに、グループ外の多様な企業や地域等と連携し、それらのパートナーとともに新しい商品・サービスを創造し、地域において生活するお客さまが、安全・安心で、快適で豊かな 生活・人生を実現することを支えたいという構想

 

PASSTO(パスト)とは

PASSTOは、持ち込まれた不要品を受け取り、ECOMMITが不要品の回収・選別・再流通を一気通貫で行うオリジナルブランドのサービスです。PASS TOを短縮した造語で、「次の人に渡す、未来に渡す」を意味しています。人々の暮らしに一番身近な資源循環の入口となることで、人々がより気軽に資源循環へ参加できる場を創出することにより、サーキュラー・エコノミーの実現を目指します。
URL:https://passto.jp
 

 

日本郵便について
社名:日本郵便株式会社
本社所在地:日本郵便株式会社
代表者:代表取締役社長兼執行役員社長 衣川 和秀
設立:2006年1月23日
事業内容:郵便業務、銀行窓口業務、保険窓口業務、印紙の売りさばき、地方公共団体からの受託業務、前記以外の銀行業、生命保険業および損害保険業の代理業務、国内・国際物流業、ロジスティクス事業、不動産業、物販業など
コーポレートサイト:https://www.post.japanpost.jp/index.html

 

ECOMMITについて
ECOMMITは「捨てない社会をかなえる」ために、ものが循環するインフラをビジネスで実現する循環商社です。

全国7箇所にリアルな循環センターを持ち、不要になったモノを回収・選別・再流通させ、その循環インフラの輪や分野を広げています。リユース・リサイクル率の算出や、CO2削減量のレポーティングを通して回収から再流通までの”ものの流れ”をデータ化するトレーサビリティシステムまで、企業や自治体の特性に合った循環サイクルの実現に向けたサービスを包括的に提供しています。

創業からの15年間で、30以上の自治体と連携し、衣類に限らず日本トップレベルの品目を取り扱い、全国約1,300箇所の拠点からの回収を実現してきました。15期目となるいまからを第二創業期と位置づけ、企業や自治体のみならず、生活者に向けたライフスタイル形成も含めたサーキュラー・エコノミーを推進するブランドとして、「捨てない社会をかなえる」ことを目指し、事業を展開してまいります。
サーキュラー・エコノミー推進のための取り組みの一つとして、伊藤忠商事株式会社と業務提携し、日本市場における繊維製品の回収サービス「Wear to Fashion(ウェア・トゥ・ファッション)」及び、不要品の回収・選別・再流通を一気通貫で行うオリジナルブランド「PASSTO(パスト)」(https://passto.jp)を展開しています。

▽Wear to Fashion
http://renu-project.com/wear-to-fashion/

▽PASSTO(パスト)
https://passto.jp

 
社名:株式会社ecommit
所在地:鹿児島県薩摩川内市水引町2803
代表者:代表取締役 川野 輝之
創立年月日:2007年8月17日(2008年10月1日設立)
事業内容:循環型社会に向けたインフラ・システム開発及びリユース・リサイクル事業
コーポレートサイト:https://ECOMMIT.jp

 
【報道関係者からのお問い合わせ先】
株式会社ecommit ブランド戦略部 広報ブランディンググループ 鈴木
E-mail: press@ecommit.jp

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