伍代夏子特別防犯支援官が特殊詐欺被害防止の注意喚起 「様々な詐欺があることを周りに教えてあげてほしい!」

この記事は約3分で読めます。
 警察庁「ストップ・オレオレ詐欺47〜家族の絆作戦~」プロジェクトチーム(略称:SOS47)は、全国で被害が相次ぐオレオレ詐欺等の特殊詐欺に関する知識や被害防止策を分かりやすく伝え、特殊詐欺被害を防止するため、2018年より、全国47都道府県警察と共に広報啓発活動を行っています。
 この度、特別防犯支援官の伍代夏子氏が、警視庁杉並警察署等で開催された特殊詐欺根絶イベントに登場しました。有料サイトの未払金等についてメールやハガキで通知し、プリペイドカードを購入させお金を騙し取る『サポート詐欺』が増加していることについて、伍代支援官は「様々な詐欺があることを周りに教えてあげてください!」と呼び掛けました。
 

 

 

 

  • イベントレポート

■伍代支援官「“自分は騙されない”と思っている人が多い」
 イベントの中で、還付金詐欺被害防止対策として推進されている『ストップ!ATMでの携帯電話運動』について問われた伍代支援官は、「特殊詐欺の中には、ATMに誘導してお金を振り込ませる手口があり、ATMからお金は絶対に返ってこないにも関わらず被害に遭う人が多いです。携帯電話で通話をしながらATMを操作している人がいたら、今まさに特殊詐欺の被害に遭いかけている可能性が高いので、勇気を出して声を掛けるか、お店の人に相談して声を掛けてもらうようにしてください。」と、必要な対策について述べました。

 また、近年増加している『サポート詐欺』の対策について、伍代支援官は、「この詐欺はオレオレ詐欺等と違い、メールやハガキで連絡が来るため、身に覚えがなくても、不安からお金を渡してしまうことが多い詐欺です。この詐欺はまだまだ認知度が低いので、警視庁では、コンビニにサポート詐欺対策用封筒を配布するなど、呼び掛けを行なっています。」と、紹介した上で、「“自分は騙されない”と思っている人が多いですが、詐欺の犯人は口がうまく手口も巧妙なため騙されてしまいます。決して自分を過信せず、家族・町ぐるみで詐欺対策をして、被害をゼロにしていきましょう!」と、特殊詐欺被害撲滅を強く訴えました。
 

 

​■都内のコンビニと住民へ特殊詐欺被害防止を呼び掛け
 イベント終了後、都内のコンビニエンスストアを訪問した伍代支援官は、店員へサポート詐欺対策用封筒を贈呈しました。
 伍代支援官は、店員に対し、「過去には、高額電子マネーカードを購入しようとしたお客様を不審に思ったコンビニの店員が、声をかけてサポート詐欺を未然に防止した事例があります。この封筒をぜひお使いいただき、お客様への注意喚起に役立ててください。」と、詐欺被害防止の協力を求めました。
 その後、商店街に移動した伍代支援官は、地域住民へ向けて特殊詐欺被害防止の啓発物を配布しました。

 

  • 開催概要

■催事名  :警視庁杉並警察署 特殊詐欺根絶イベント
■実施日  :2023年4月7日(金)
■実施会場   :警視庁杉並警察署、都内コンビニエンスストア
■出席者  :特別防犯支援官 伍代 夏子 氏

 
タイトルとURLをコピーしました