【RED BOX JAPAN × 戸板女子短期大学食物栄養科】ウェルネスプロジェクトがスタート

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学校に無料の生理用品を詰めたボックスを寄付し、生理期間中の学生を支援することを目的としたイギリス発祥のチャリティ団体レッドボックスジャパン(REDBOXJAPAN)(所在地:東京都港区、代表:尾熊栞奈、以下:レッドボックスジャパン)は、戸板女子短期大学食物栄養科(所在地:東京都港区)との共同プロジェクトを開始。戸板女子短期大学キャンパス内に設置する生理用品をレッドボックスジャパンが寄付いたしました。

戸板女子短期大学食物栄養科2年生「ビューティ&ウェルネスモデル」を履修している学生とレッドボックスジャパンが、戸板女子短期大学に通う学生のキャンパスライフをより良くするための共同のウェルネスプロジェクトを開始。レッドボックスジャパンより生理用品を無償提供し、学生の皆様が安心して学校へ通うことができるようサポートさせていただきます。
4月5日(水)より、戸板女子短期大学2階フロアのトイレ内に無償の生理用品が設置されます。
 

  • プロジェクト発足のきっかけは3名の学生から

今回のウェルネスプロジェクト発足のきっかけは、戸板女子短期大学の食物栄養科「ビューティ&ウェルネス」モデルを専攻する3名の学生からいただいたご連絡。「生理によってからだや感情の変化により女性が抱えるストレスが大きく、色々な行動が制限されたり、勉強に集中ができないなど辛い思いをする学生が多いのではないか」「生理期間中の学生が安心して学校へ通える環境をサポートしたい」という想いからスタートしました。

昨年の12月よりプロジェクト開始に向けた打ち合わせを重ね、3月にはレッドボックスジャパン代表の尾熊が、戸板女子短期大学に訪問し、学生3名とプロジェクトに関する説明・設置場所の検討、今後の運営の最終打ち合わせを行いました。

 

■打ち合わせに参加いただいた学生からの感想
「私も尾熊さんと同じく、(共学に通っていた)中学生時代は女友達や親にさえも生理の事を隠していました。恥ずかしさもあり生理用品を忘れても友達に言えず、保健室に行けなかったりと家に帰るまで我慢をすることが多くありました。しかし高校から女子校に通い始め、今までしていた我慢をすることが少しずつ減り、安心して学校に行くことが出来るようになりました。自分の体験もあり、男子(男性)の目線が気になる人が多くいると思っています。そのため、生理についてより理解を深めていただけたら女性の恥ずかしい思いも軽減されるのではないかと感じました。」
 

  • 4月5日(水)よりプロジェクトがスタート。「みんなが当たり前に生理用品を使える」環境へ

戸板女子短期大学公式HPにて、レッドボックス設置場所を案内しています。

公式HP:https://www.toita.ac.jp/toitapicks/news_category/39985/

レッドボックスマークが生理用品設置の目印です。

 

  • ウェルネスプロジェクトの今後について

戸板女子短期大学では、安心してキャンパスライフが送れる環境を1つでも多く提案し続けていけるよう、継続的な生理用品の設置を予定しています。
2階トイレに設置されたBOX内のQRアンケートにて、学生の皆様からのより良い意見や感想を募集しています。

 
■戸板女子短期大学
所在地:〒105-0014 東京都港区芝2-21-17
TEL:03-3452-4161(代)
公式HP:https://www.toita.ac.jp
 

  • イギリス発祥のチャリティ団体 「レッドボックスジャパン」について

2017年にイギリスで始まった社会活動 ( Red Box Project ) 赤い箱に生理用品を詰めて学校に寄付し、生理期間中の学生を支援することを目的としています。日本では2019年12月に設立し、「レッドボックスジャパン」として日本国内で活動しています。

日本全国の学校・教育機関・公共施設500箇所にレッドボックスを導入済み(2023年4月現在) 「生理用品をみんなが使える」を当たり前にする。そして「生理」を通して自分のからだのこと、 今の世界の課題や考え方を知り、より良い社会を一緒に考える “きっかけ作り” をお手伝いしています。
 

  • レッドボックスジャパンのミッション

✔ 生理用品の寄付を通して生理中の学生をサポートし、安心して学校に通い学習できる環境を提供。

✔ 自分と他者のからだを大切にすることから、地域・環境を大切にする、持続可能な社会へと繋げていくきっかけを提供。

✔ 女性が主体的に活躍できるフェムテック産業の、グローバル人材育成の促進をサポート。​

 【参考URL】
レッドボックスジャパン公式Webサイト:https://redboxjapan.org/
Twitter:https://twitter.com/redbox_japan
Instagram:https://www.instagram.com/redboxjapan/
 

 

  • 事業者概要

尾熊 栞奈(レッドボックスジャパン代表)
愛知県立岡崎高等学校卒、南山大学経営学部学士号取得
東京大学物性研究所上床研究室事務補佐員として勤務。宇宙素材ベンチャー企業との共同研究である高機能耐放射線性炭素繊維”BASH FIBER”事業参画。再生可能素材製造研究の補佐を担当。2019年12月にREDBOXJAPANを設立し、生理用品の寄付を通した若者の支援を開始。

 

尾熊涼一(レッドボックスジャパン共同設立者)
University of North Alabama(アラバマ州立ノースアラバマ大学) 音楽学科、University of Nevada Las Vegas(ネバダ州立ラスベガス大学)ビジネスサイエンス学士号 取得、東京大学物性研究所共同研究の宇宙素材ベンチャー企業にて高機能耐放射線炭素繊維”BASH FIBER(バッシュファイバー)”プロジェクト参画。再生可能素材製造、貿易業の経験を活かし、レッドボックスの活動をSDGsの一環として提唱。

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