本プロジェクトは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる”日本財団「海と日本PROJECT」”の一環として実施しています。
応募期間は①前期募集:4月1日(土)〜5月8日(月) ②後期募集:5月15日(月)~6月30日(金)となります。
WEBページ:https://localfishcan.com/2023/
- LOCAL FISH CAN グランプリについて
LOCAL FISH CAN グランプリは全国の高校生が地域特有の海の課題を持つ様々な海の生物「LOCAL FISH」を題材に、オリジナルの缶詰の開発をするアイデアコンテストです。10月に行われる全国大会まで、高校生たちが地域の課題を知り、学び、研究します。優秀な作品は実際に商品化し、地域や全国で販売されます。地域と協力しながら”美味しさ”と”海の課題”をオリジナルの缶詰に詰め、全国に届けていきます。
◯LOCAL FISHとは?
・LOCAL FISHとは、海の地域課題を包括している「課題魚」として定義しています。
・日本の各地域にはさまざまな問題を抱えた「課題魚」があります。
例)
・大分県では、近年で海藻を食べてしまうブダイが増え、磯焼けに悩まされているためブダイが課題魚となっています。
・兵庫県ではアサリやカキを食い荒らしてしまうナルトビエイに漁業関係者が悩まされています。
・北海道の函館では、温暖化でブリの漁獲量が増加していますが、消費量は全国平均の半分でブリを食べる文化がないためブリを持て余しています。
- LOCAL FISH CAN グランプリ 2023 応募要項
応募期間 |
①前期募集 ・4月1日(土)〜5月8日(月) ②後期募集 ・5月15日(月)~6月30日(金) |
応募条件 | 日本国内の ・高校生・高等専門学校生(3年生まで) ・中等教育学校生(4~6年生) 個人もしくはチームでのご応募 |
選考内容 |
①一次審査【動画審査】 応募書類(エントリーシート/動画)にて審査 ・前期募集 5月10日(水) ・後期募集 7月3日(月) ②二次審査【予選大会】 ③全国大会【決勝大会】 |
応募方法 | WEBページよりご応募ください。 https://localfishcan.com/2023/ |
- LOCAL FISH CAN グランプリ 2022受賞作品
●決勝大会の様子 【2022年10月10日(月・祝)開催】
●最優秀賞
境港天然本マグロのほーるもん煮込み
鳥取県立境港総合技術高等学校(鳥取県)
境港では本マグロがたくさん水揚げされますが、胃袋や内臓は食用に利用されていません。もったいないということで本マグロの胃袋を課題魚と設定。隠し味に焼き肉のタレと牛脂を使い、缶詰を作りました。
●優秀賞
ブダイの味噌煮
大分県立海洋科学高等学校(大分県)
●特別賞(ベストストーリー賞)
ナガサキイッカクハギのわからん(和華蘭)缶詰
長崎県立長崎鶴洋高等学校(長崎県)
●特別賞(地域巻き込み賞)
アロス・カルドッソ・デ・マンティス・キャマロン〜シャコの地中海風リゾット〜
学校法人関西学園岡山高等学校(岡山県)
●特別賞(缶カツ賞)
イワシンボル
愛媛県立南宇和高等学校(愛媛県)
【決勝大会のプレゼンテーション動画】
【決勝大会の密着動画】
<団体概要>
団体名称:一般社団法人 ローカルラボ
WEBページ: https://localfishcan.com/2023/
公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@localfishcan
【主な活動内容】
課題魚利活用プロジェクト「LOCAL FISH CAN グランプリ 2023 〜海と日本プロジェクト〜」
高校生が地域の課題魚「LOCAL FISH」を利用した、オリジナル缶詰を開発して競い合う大会を2021年度より開催。大会を通して海の現状課題や海の未来展望を知り、海にもっと関心を持ち、自らアクションを起こすきっかけを作ることを目指している。また、LOCAL FISHを利活用することで、地域の活性化にもつなげる。本年度も全国で募集。6月まで高校生からのエントリーを募集し、10月に全国大会を開催する。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/