「妄想学」で日本のイノベーションを加速するプロジェクトをスタート – iU情報経営イノベーション専門職大学、株式会社要 とともに、自由で楽しい発想である「妄想」を起点とするビジネス手法開発

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一般社団法人妄想からアイデアを共創する協会、iU情報経営イノベーション専門職大学、株式会社要は、「妄想学」の研究とビジネス科目としての授業化を通じた、オープンイノベーションの手法開発に取り組む共同研究を開始します。共同研究プロジェクトは3カ年で計画で❶妄想学のカリキュラム化❷大学での授業実施と企業向け講座での実施を通じて、ケーススタディの蓄積❸妄想起点のビジネス創発とオープンイノベーション創出のためのコミュニティ形成を行います。
2023年4月1日より、一般社団法人妄想からアイデアを共創する協会(東京都千代田区、代表理事田中恵次 https://mou-sou.org/ 以下「妄想協会」)は、イノベーション教育にて先進的な取り組みを行っているiU(情報経営イノベーション専門職大学、東京都墨田区、学長中村伊知哉 https://www.i-u.ac.jp 以下「iU」)と、アイデア発想と共創コミュニケーションをトレーニングする「モウトレ」を開発した株式会社要(東京都千代田区、代表取締役田中恵次 https://kanamekey.com/ 以下「要」)とともに、「妄想学」の研究とビジネス科目としての授業化を通じた、オープンイノベーションの手法開発に取り組む共同研究を行います。

■妄想学の共同研究プロジェクト
妄想学とは、妄想を起点にイノベーションを社内外で起こす手法であり、主に次の5つの分野にまたがり、構築されます。

・アイデア発想法
・コミュニケーション法
・コラボレーション法
・妄想を取り入れるマネジメント法
・妄想起点のコミュニティ形成手法

妄想を活用したビジネスづくりのために、これらの手法を一元的に学ベるようにすることで、妄想起点のビジネス作りや、それへの転換を行うことを目指します。

共同研究プロジェクトは3カ年で計画で

❶妄想学のカリキュラム化
❷大学での授業実施と企業向け講座での実施を通じて、ケーススタディの蓄積
❸妄想起点のビジネス創発とオープンイノベーション創出のためのコミュニティ形成

を行います。

東京都墨田区のiUキャンパスを拠点に、妄想協会と、iU松村太郎研究室(#iUdcba)、オープンイノベーションをテーマとする情報発信メディア「iU Journal」が中心となり、研究を推進して参ります。

■妄想による社会変革
妄想学は、一般にあまり良しとされないネガティブなイメージすら持つ「妄想」を分析し、言語化し、共有するところから始まります。

我々は日常生活の中で、社会的な常識や、物理法則、現在の学問や技術における常識など、実に多くのことを疑わずに生活しています。これらに疑いを持ち、異なる考え方を持つことが「妄想」と位置づけられています。

しかし、人間の社会の進歩は、常識、当たり前とされていたことを否定し、人々の行動が変容し、成功したパターンについて、これをイノベーションともてはやしてきました。

そうした妄想がなければ、死の恐れの対象である「火」を使って文明を開化させなかったかも知れないし、物理法則に反する「空を飛ぶこと」が生まれていなかったかも知れないし、携帯電話にはダイヤルボタンが存在し続けていたかも知れないし、人工知能が人に知識を教えるようにはなっていなかったのではないでしょうか。

■妄想協会における妄想学の普及啓蒙
妄想力を高めるためのトレーニング事業を実施している妄想協会では、妄想アイデアトレーニングプログラム群「モウトレ」を通じて、アイデア発想と共創コミュニケーションの習得機会を提供しています

将来的には「モウトレ」のトレーナーを育成する事業および妄想検定事業を設立し、妄想学のさらなる普及を目指します。

■妄想学を日本で行う意義
私たちは、妄想とは「あんなことができたらいいな」「こんな未来が実現できたら幸せだな」と未来に思いを馳せる、自由で健全な営みだと思っています。ですが残念ながら、日本では妄想=ダメなこと、無意味なことという認識が主流です。

妄という漢字を引くと、でたらめ、みだりにと言った意味から始まり、女に心を奪われ心を失っている状態、とまで書かれていたりします。禅語の莫妄想(まくもうぞう)という言葉などは、文字通り「妄想をすることなかれ」という意味です。

確かに、邪念や思い込みにまみれた不健全な妄想は遠ざけねばなりません。

しかし、日本人はこれらの妄想と「理想の未来を思う健全な妄想」をちゃんと切り分けずに、「妄想はダメだ」と言い続けてきてしまったからこそ、日本は今、イノベーションというテーマに対して停滞感を抱えているのではないでしょうか。

空想、夢想、幻想、妄想と、様々な言葉がありますが、健全な思考で、より良い未来を思い描くこと、を想起できる日本語が存在していないことは、日本全体にとって大きな損失です。だから私たちは、妄想という語句を辞書で引いたら、一番にポジティブな意味が掲載される世の中にしたいと考えています。

妄想学は、自由で楽しい発想である妄想をポジティブに受け止め、これをビジネスに変換する手法を学ぶことができるようにすることで、あらゆるサイズのビジネスに対して、イノベーションのきっかけを提供できるようになります。

妄想を日本の経済と社会の発展に役立てることを、本プロジェクトの目的としたいと考えています。そして、妄想と共に生きる人を、一人でも多く増やしていくことを目指します。

<iU情報経営イノベーション専門職大学について>
2020年4月に東京都墨田区に開学し、ICT・ビジネス・グローバルを柱とし、「変化を楽しみ、自ら学び、革新を創造する。」を理念に、実践的な教育を行う専門職大学です。全員インターンシップ×全員起業×オンライン学習の特別なカリキュラムを通じて、ICTを活用する様々な業界・団体において課題を解決し、新たな商品・サービスやビジネスを生み出すことのできる人材、またICTを活用し新たな商品・サービスやビジネスを生み出すことで、国際社会と地域社会の産業発展に貢献する起業家を育成します。

https://www.i-u.ac.jp/ 公式ウェブサイト

<株式会社要について>
ビジョン「Friend of Dreamers」を掲げ、社員の自己実現を通し世の中にハピネスを生み続ける株式会社要。本社は東京都千代田区、2010年設立のIT開発会社です。児童虐待予防のリスク予測システム「MAMORUKO」や路面自動計測システム「セーフロードV」など社会課題解決型のプロダクトを提供しています。世の中にこんなのがあったらいいなを投稿できるプラットフォーム「MouMa」を3年前に公開し、妄想業界に参入しています。
https://www.kanamekey.com/ 会社サイト
https://hp.mouma.app/ MouMa公式サイト

<妄想協会概要> 
■代表理事 田中恵次 

 

早稲田大学法学部を卒業後、未経験からプログラムを習得し、プログラマーの道を歩み出す。ソフト開発会社で役員を務めた一方、32歳のときにギャンブル依存症の治療を受ける。リーマンショックを転機に、2010年に株式会社要を設立。自身が失敗から立ち直ることができたことへの恩返しとして、IT未経験者や人生につまずいた経験を持つ人材を積極的に採用してきた。現在は地方活性化事業や国際貢献、依存症患者の回復支援プログラムの開発など、社会貢献や社員それぞれの夢を叶えることを軸に事業を展開している。
  
■ミッション 
妄想を人々の知的生産のトリガーにする

■ビジョン 
新しいアイデアで社会の幸せを創造する企業と個人が活躍する社会を作る

■団体概要
 団体名:一般社団法人妄想からアイデアを共創する協会
 所在地:東京都千代田区麹町2丁目2番地3
 代 表:代表理事 田中 恵次
 事 業:妄想アイデアトレーニング事業および妄想学の普及事業
 設 立:2021年
 

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