- 「TEAMMATES(チームメイツ)」とは
認定NPO法人BeingALIVEJapan(東京都世田谷区 理事長:北野華子)が運営する、スポーツチームの入団を通じて、長期療養中のこどもの自立支援とコミュニティを創出する事業であり、現在は千葉ロッテマリーンズ(野球)や湘南ベルマーレ(サッカー)などが参画し、今回、ベルテックス静岡での入団は東海地方で初めてとなりました。
亮太朗君はこれまで、ホームゲームに6回、チーム練習に2回参加し、主に選手のサポートや、練習を見学するなど様々な活動に挑戦してきました。今回のTEAMMATES事業は、ベルテックス静岡トップパートナーであります、医療法人社団R&Oリハビリ病院グループ様にご協賛をいただき、企画・運営をして参ります。
- 修了式
日時:2023年4月1日(土)試合終了後(18時頃~20分程度)
場所:静岡市中央体育館 1階アリーナ コート上
内容:
1,選手代表 キャプテン 岡田雄三よりメッセージ
2,TEAMMATES 小西亮太朗くんよりメッセージ
3,シュートチャレンジ
4,記念撮影
約半年間、様々な活動を通じてチーム戦ってくれた亮太朗くん。この活動を通じ、そして今回の修了式を経て、ひとりでも多くの長期療養中のこどもの自立に元気を届けたく思っております。
- TEAMMATE 入団選手について
■ 小⻄ 亮太朗(こにし りょうたろう)
■ 年齢:11 歳 (生年月日:2011 年 5 月 24 日)
■ 病名:慢性多発性再発性骨髄炎
■ 居住地:静岡県
■ 背番号:11
小学1年生からミニバスでバスケットボールをはじめ、現在もできる範囲でバスケットボールを取り組んでいます。
小学4年生の時に病気が発症し、現在も病気による炎症を抑えるお薬を飲みながら経過観察中です。今後も続く⻑期治療のモチベーション、また入団することで自信と体力をつけるきっかけになればと思い、応募しています。
現在は自信を持って積極的にプレーすることを目標にしています。今回の活動でも選手やチームの皆さんと一緒に交流すること、活動することを楽しみにしています。
- TEAMMATES 事業に関して
今回、小⻄亮太朗くんは、TEAMMATES 事業では 22 人目のお子さんの入団となります。
当事業に取り組みを実施したチームとお子さんの数は下記の通りになります。
<14チーム、23名入団(2023.4.1時点> ★は 2022 年度継続実施中
– ★ 湘南ベルマーレ (サッカー、神奈川県、4 名)
– ★ 慶應義塾体育会野球部 (野球、神奈川県、5 名)
– ★ 東洋大学ラグビー部 (ラグビー、埼玉県、1 名)
– ★ ベルテックス静岡 (バスケットボール、静岡県、1 名)
– ★ 千葉ロッテマリーンズ (プロ野球、千葉県、1 名)
– モンテディオ山形 (サッカー、神奈川県、1 名)
– アルバルク東京 (バスケットボール、東京都、1 名)
– 川崎ブレイブサンダース (バスケットボール、神奈川県、1 名)
– 大阪エヴェッサ(バスケットボール、大阪府、2 名)
– レバンガ北海道(バスケットボール,北海道、1 名)
– 岩手ビッグブルズ(バスケットボール,岩手県、1 名)
– 横浜ビー・コルセアーズ(バスケットボール(チア)、神奈川県、1 名)
– NTT ドコモレッドハリケーンズ (ラグビー、大阪府、2 名)
– ノジマ相模原ライズ(アメフト,神奈川県、1 名)
- 認定 NPO 法人 Being ALIVE Japan
2015 年 4 月より、入院中のこども向けのスポーツ活動の提供をはじめ、2016 年 2 月に特定非営利法人化。難病や慢性疾患、⻑期的に治療・療養を必要とするこどもの⻘春と自立を支援することを目的に、地元アスリートやスポーツチームと連携し、こどもたちとご家族を支え応援する存在「TEAMMATES」を地域社会に増やす活動をしています。
現在までにスポーツチームとのマッチング事業「TEAMMATES」、病院・地域の中で⻑期療養児のスポーツ活動の提供と普及をしています。また新型コロナウイルスの流行に伴い、ひとや社会との接点が極力制限のある入院治療中のこどもたち、及び自宅で⻑期療養生活を必要とするこどもたちのオンライン支援をアスリートやスポーツチームと協働し、2020年 5 月より定期的に取り組んでおり、2022 年 6 月 29 日に東京都より、税制優遇措置を受けられる認定 NPO 法人として認められ、活動を取り組んでいます。
- TEAMMATES 事業が取り組む「⻑期療養中のこどもの課題」
難病や慢性疾患等、⻑期治療を必要とするお子さんは全国約 25 万人います。医学の進歩により、救命率の向上や入院期間の短縮化がされた一方、こどもたちは定期的な通院や治療を続けながら、学校や地域社会の中で生活を送っています。
国では年間約 9 億円をかけて、⻑期治療を必要とするお子さんへの自立できる支援をしていますが、お子さんが社会の中で多様な経験と交流を得て、自立できる機会や支援がまだ十分ではありません。
体力の低下や外見の変化、友人との関係が希薄な状態の入院生活から、日常生活に戻る過程をはじめ、継続的に治療・療養を続けながら学校への復学やコミュニティの参加、社会活動に参加することは、お子さんにとって大きなチャレンジであり、新しい日常になります。
当事業は定期的なチーム活動の参加を通して、退院後の復学過程と新しい日常生活の支援、また治療しながらの社会参加の促進と自立支援を目的とした支援をしています。選手やチームスタッフ、およびサポーターとの交流を通して、こどもたちとご家族の⻑い治療生活を支える存在をコミュニティの中に増やしていく活動も取り組んで参ります。
- パートナー企業「R&O 病院グループ」に関して
チーム名 : 医療法人社団アール・アンド・オー
所在地 : 〒420-0823 静岡県葵区春日 2-12-25 静清リハビリテーション病院 2F
代表者 : 理事⻑ 鈴木 延幸
チーム概要 : 誰もが健やかに、自分らしく地域で共に生きることのできる街の実現。
私たちアール・アンド・オーグループは、静岡県⺠、市⺠、目の前の患者さまの日々のこころと
カラダの『健康』『生きる元気』を、”医療”を通じてサポートするグループです。
プロスポーツ選手のみならず、子供からお年寄りまで、より多くの市⺠の健康増進、及びスポ
ーツ振興のために、地域学生の方々、地域住⺠、数多くのアスリートの競技、日常復帰を
日々サポートし続けていることが私たちの地域における大きな役割です。
- 取材申請について
本件に関しましては、下記URLより取材申請をお願いいたします。
https://www.beingalivejapan.org/contact.html