IHI運搬機械株式会社(本社:東京都中央区,社長:村上晃一)は,国土交通省航空局と経済産業省製造産業局が事務局を務めている「空の移動革命に向けた官民協議会」の下に設置された「離着陸場WG(以下,「本WG」)」に参画することになりました。本WGでは,空飛ぶクルマの離着陸場(バーティポート)に関する基準が議論されており,空飛ぶクルマの社会実装に向けて重要な役割を担っています。
当社は空飛ぶクルマの社会実装に向けて,自動車など地上モビリティ(二次交通)との連携,効率的な複数機体の同時運用,導入・ランニングコストの抑制,持続可能なインフラ構築と基準作りが課題と捉えています。機械式駐車装置および自走式駐車場で培った機械技術と建設技術,メンテナンス技術およびそのネットワークを活かし,本WGでの議論に積極的に参加しながら,これら課題の解決に取り組み,社会実装の加速に貢献していきます。
当社が考えるバーティポート(案)
今後も,当社は,駐車場をモビリティハブと位置づけ,自動車の変化だけでなく,社会課題を背景として移り行くモビリティの変化,街の変化にも対応し,人やモノの移動における結節点としての役割を果たすものに進化させ,持続可能な社会の実現に寄与していきます。