CBcloud、物流2024年問題に向け配送パートナーの安心・安定して運べる時間を増やす新プロジェクト開始

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ITを活用し運送業界における新たな価値の創出を目指すCBcloud株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:松本隆一、以下「CBcloud」)は配送パートナー、一人ひとりのニーズに徹底的に寄り添い、運べる時間を増やすを実現する新プロジェクトを開始します。本プロジェクトは、関連業界のリーディングプレイヤーと協業し、社会全体で、個人ドライバーを支えていくプロジェクトです。さらに、本プロジェクトを通じて、配送パートナーが業務に集中し安心して活躍できる環境を整えることで、結果として、物流2024年問題への解決にもつながるプロジェクトとなります。

第一弾は、自動車メンテナンス受託管理のリーディング・プレーヤーである株式会社ナルネットコミュニケーションズ(本社:愛知県春日井市、代表取締役社長:鈴木隆志、以下「ナルネットコミュニケーションズ」)と協働で、安心して稼働ができる環境の構築と最大20%の費用減を実現する「カーサポ365」を開始します。
(※)個人事業主配送パートナーに特化したオーダーメイド型メンテナンスプログラムとして業界初。

■PJ発足の背景とプロジェクトへの思い:配送パートナーは、「運びたいときに安心・安定して運べない」のが現状
CBcloudは、創業以来「『届けてくれる』にもっと価値を。」のビジョンのもと、荷主と配送パートナーを直接つなぐ配送プラットフォーム「PickGo」の運営により、配送現場をエンパワーメントし、個人事業主である軽貨物配送パートナーが活躍できる環境づくりに取り組んできました。
一方で、2024年問題が物流業界で迫る中、全国の軽貨物配送パートナーに耳を傾けると、「仕事の数」だけでなく、「経済面の課題」や「安全・安定面の課題」が浮き彫りになりました。「運びたいときに安定して運べない」、「収入が安定しない」といった稼働の実態が調査(※)から明らかになりました。

プロジェクト第一弾となるメンテナンス領域では、軽貨物配送パートナーが少しでも安くしたい理由で中古車を購入し、整備工場を独自に探すものの、結果として、“突然のトラブルに遭い仕事が止まる”、“都度メンテナンスを行うので実は割高”になっているという実態が分かりました。つまり、物流業務自体の生産性を上げること以前に、実は軽貨物配送パートナーがいつでも安定して仕事に集中できる実態にないということが分かりました。
こうした背景から、今回軽貨物配送パートナーが、「安心・安定して運べる時間を増やし」仕事に集中できる状態を作るプロジェクトを発足しました。
(※)調査期間:2021年11月2日~4日、調査対象:「PickGo」に登録する個人事業主の軽貨物配送パートナー、有効回答数:1,196件

■プロジェクト第一弾:安心して運べる時間の向上と最大20%コスト減を実現した「カーサポ365」
プロジェクト第一弾となる車両メンテナンスでは、車両一台一台の状態に合わせた整備を実現しながら最大20%のコスト減を実現しつつ、個々人の使い方に合わせることで、配送(=仕事ができる)時間を拡大するプログラムを開始します。
具体的には、軽貨物配送パートナーの声を活かした以下4つの特徴を持つ業界初(※1)のプログラムとなります。

1. 24時間/365日のコールセンター:予期せぬトラブルを迅速サポート
2. 安心安全な高品質部品:トヨタモビリティパーツ株式会社が提供する高品質な部品を使用(※2)
3. ドライバーフィットメニュー:走行距離など車両状態・使い方に最適化し最大20%整備代削減
4. ワンストップメンテ:配送パートナーにとって利便性の良い整備工場でメンテナンス。二度手間、余計な整備時間を削減

本プログラムは、全国約10,500所の整備工場と提携するナルネットコミュニケーションズと協働したプログラムです。3/31(金)より軽貨物配送パートナー向けに1都3県で開始します。将来的には、配送パートナー4万人だけでなく、全国16万人の個人事業主ドライバーへ拡大する予定です。なお、3/31(金)12時よりPickGoパートナーアプリからお申込みいただけます。
(※1) 個人事業主配送パートナーに特化したオーダーメイド型メンテナンスプログラムとして業界初。
(※2)配送パートナーのご要望によってはその限りではありません。
サービスサイトURL:https://pickgo.town/partner/support/maintenance

■今後の展開予定:第二弾では、配送パートナーの突然のトラブルをケアするプログラムを検討中
年間数万キロの配達をする中、予防していても、突然の車両トラブルに遭い、仕事ができなくなったり出費がかかることが配送パートナーにとって深刻な問題となっています。
プロジェクト第二弾では、業界大手の損保会社と共にこうした状況をカバーする業界初のプログラムを検討中です。CBcloudは、前述の通り、「仕事に集中できる環境づくり」を続けてまいります。

【CBcloud 代表取締役CEO 松本 隆一のコメント】
ドライバーの皆さんを取り巻く環境は年々過酷になっており、中でも個人事業主のドライバーさんは、様々な悩みや不安を抱え、個々に負担を背負っています。「持続可能な物流」を実現するためにも、ドライバーの皆さんの声に耳を傾け、負担を軽減し、仕事により集中できる環境づくりを行うことが急務と考え、志を共にする企業の皆様と本プロジェクトを立ち上げました。これを機により一層、仕事の供給や生産性の向上に取り組むとともに、個人事業主であるドライバーの皆さんを支え、働きやすい環境づくりに注力し、さらなるエンパワーメントに努めていく所存です。

【ナルネットコミュニケーションズ 代表取締役社長 鈴木 隆志 氏のコメント】
長年に渡る〝働くクルマ〟のメンテナンス管理経験を活かし、軽配送ドライバーの皆様、一人ひとりのクルマの使い方に合わせたメンテナンスメニューをお届けします。このメンテナンスメニューには、2つの想いを込めました。ひとつは、部品、整備のタイミングにこだわり、トラブルの発生を抑え、整備時間の最適化を実現し、クルマの稼働を止めないこと。もうひとつは、メンテナンスをもっと身近に、分かりやすくお届けすること。CBcloudと共に全国16万人の個人事業主ドライバーの方々が安心して働く環境を支えてまいります。

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