HIROTSUバイオサイエンスと西日本新聞社が業務提携契約を締結                線虫がん検査「N-NOSE」、新聞販売店網を活用した新スキームを導入

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株式会社HIROTSUバイオサイエンス(本社:東京都千代田区、代表者:広津崇亮、以下当社)は このたび西日本新聞社(本社:福岡県、代表者:柴田建哉)と線虫がん検査「N-NOSE」の販売から検体回収に関する業務提携契約を締結しました。4月以降、福岡県内の全新聞販売店でのN-NOSE取り扱いを通じて、当検査の普及と新聞社のビジネス活性化を目指します。

 

 

 

左)当社代表 広津崇亮  右)西日本新聞社代表取締役社長 柴田建哉氏左)当社代表 広津崇亮  右)西日本新聞社代表取締役社長 柴田建哉氏

当社は、簡便・安価・高精度に全身15種類*のがんを調べることができる、がんの一次スクリーニング「N-NOSE(エヌノーズ)」の開発・提供を行っており、このたび西日本新聞社の新聞販売代理店網を活用した新たな販路を開拓いたしました。本スキームは、西日本新聞の販売代理店が全読者を対象に「N-NOSE」の検査キット販売から検体回収までを行うもので、本年2月に12店舗で実証実験を実施、4月からは福岡県内の全店で検査キット販売と検体回収を実施します。
両社は今後、この新聞販売代理店網を活用したN-NOSE販売・回収ビジネスをさらに強化し、福岡県外へも広げていくべく、ともに発展を目指してまいります。

*線虫が反応することが分かっているがん種;
胃、大腸、肺、乳、膵臓、肝臓、前立腺、子宮、食道、胆嚢、胆管、腎、膀胱、卵巣、口腔・咽頭(15 種類)

 

 

  • 【「 N-NOSE」 について】

嗅覚に非常に優れた線虫C. elegansが、人の尿中に含まれるがん特有の匂いを高精度に検知することを利用した 、がんの一次スクリーニング検査 。尿を提出するだけで、簡便・安価・高精度・全身網羅的に早期がんを調べることが可能です 。 2020年 1月の実用化以降、 35万人以上が検査を受けており、法人での導入企業は 1200社を超えました 。(※ 2023年 2月時点)

  • 【「 N-NOSE plus すい臓 」について】

N-NOSEの次世代型 “がん種特定検査” 。 当検査には、線虫C. elegansに遺伝子操作を加えて作製した、すい臓がんの匂いにのみ特異的な反応を示す “特殊線虫“を用います。この“特殊線虫”は、 すい臓がんとその他のがんを嗅ぎ分ける高い判別能を持ち、非侵襲(ひしんしゅう)な手法で早期すい臓がんの検知が可能となりました。

  • 【「 N-NOSEわんちゃん」について】

N-NOSEの技術を応用した愛犬用がん検査。これまで、自覚症状を訴えることができない犬が手軽に受けられるがん検査はありませんでしたが、当検査は尿を提出するだけという簡単な方法で犬に多く見つかるリンパ腫・乳腺がん・皮膚がん等のリスクを、調べることができます。2023年5月上旬の検査開始を予定しています。

 

  • 【HIROTSUバイオサイエンスについて】

会社名     株式会社HIROTSUバイオサイエンス
所在地     東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート
代表者名    代表取締役 広津 崇亮
設立年月    2016年8月
主な事業内容  線虫および線虫嗅覚センサーを利用したがん検査の研究・開発・販売
コーポレートサイト  https://hbio.jp/
サービスサイト    https://lp.n-nose.com/

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