このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人がつながる日本財団「海と日本プロジェクト」の一環で開催したものです。
- イベント概要
・イベント名:海のお仕事体験プロジェクト こどもわーく
「地元のスーパーでお魚売り場の仕事にチャレンジ」
・日程:2023年3月19日(日)13時30分~16時00分
・開催場所:エスマート吉成店(鳥取市吉成)
・参加人数:6人(小学2~5年生)
・主催:株式会社エスマート
・主管:一般社団法人 地域みらい創造センター
・協力団体:海と日本プロジェクトinとっとり実行委員会・日本海テレビジョン放送株式会社
- スーパーの魚屋さんのお仕事に挑戦!仕入れから販売促進までのお仕事を体験!
今回、お仕事体験の舞台となったのは、鳥取県の中東部でスーパーマーケットを展開するエスマートの鮮魚売り場です。小学2~5年生の6人が参加し、入社式では、エスマート吉成店の中村店長から「お客さんの前では元気よくあいさつをしてください」と訓示があり、いよいよお仕事体験がスタートです。児童たちの元に到着したのは、仲買い業者のトラック。鳥取県岩美町の網代港から仕入れた新鮮な魚介類が到着しました。この日は、ハマチ、ハタハタ、カレイに鳥取県が誇る幻の海老「モサエビ」が入荷しました。
児童たちは、新鮮でピチピチ跳ねる「モサエビ」にビックリ!そして、特大のカレイに手を滑らせ掴めずにアワアワと戸惑っていた児童たちですが、鮮魚売り場の方からアドバイスを受けるとすぐにコツを掴み、魚を包装し、専用の機械で値札を付けることができました。また、緊張した様子で売り場に出て商品を丁寧に並べました。
- 美味しくできるかな?サーモンの味付けに挑戦!
続いて、サーモンの味付け体験です。普段からエスマートの味付きサーモンを購入していたという児童もおり、「バジル風味」や「西京みそ」など、それぞれが好みの味付けに挑戦しました。
- 「どうやったらお魚は売れるかな?」商品をPRするポップ作りに挑戦!
魚の仕入れから包装、加工、陳列まで体験した児童たち。お魚売り場の販売員としてのお仕事体験の締めくくりとして、児童が挑戦するのは商品をPRするポップ作りです。ハマチやモサエビ、ハタハタ、カレイの4種類を担当しました。児童たちはポップに描く魚の形や特徴を確かめるため、「産地はどこですか?」「特徴はどんなところですか?」など、鮮魚売り場の担当者に質問したり、何度も売り場に足を運ぶなどして、ポップに描く内容を考えました。そして、約30分かけて、それぞれのポップを完成させました。完成したポップは早速売り場に並べられましたが、先ほど陳列したばかりのモサエビは、ポップを並べる直前になんと完売!児童からは「モサエビは動いていて触れないくらい活きが良かったからな~。」「こんな風に売れていくんだ~。」など、色々な感想が聞かれました。
今回のお仕事体験を通して児童たちは、普段家庭で食べる魚が多くの人たちの手によって食卓に届けられていること、地元の海の大切さを改めて感じているようでした。
- 参加した子ども・保護者からの声
(児童たちの感想)
「初めての体験だったのでとても楽しかったです。魚の味付けが特に楽しくて、バジルオイルでサーモンの味付けをしました。」
「味付けをするとき、パン粉を付けるところが難しかったです。」
「色々と魚の事を知ることが出来ました。魚を触ったことが無かったから色々な感じがしました。ヌルヌル、チクってしたり、魚の事が色々と知れたからそれを活かしていきたいと思いました。」
(保護者の感想)
「色々と盛りだくさんな内容で、夢中になって子どもたちも仕事を楽しんでいるようでした。」
「普段は魚に触ることがあまり無いので、貴重な体験が出来ました。」
<団体概要>
団体名称 :海と日本プロジェクトinとっとり実行委員会
URL :https://tottori.uminohi.jp/
活動内容 :鳥取の海が抱える問題を子どもたちをはじめ様々な人々が「自分ごと」として捉え、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、鳥取県内で行われる海に関する様々なイベントや活動を取材したり、開催しています。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/