【横浜市】今後の新型コロナウイルス感染症への対応について

この記事は約4分で読めます。
令和5年5月8日(月)に予定されている新型コロナウイルス感染症の感染症法(※)上の位置付け変更(5類移行)後は、幅広い医療機関で受診できる医療体制へ段階的に移行することが、国において令和5年3月10日「新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけの変更に伴う医療提供体制及び公費支援の見直し等について」示されました。
横浜市における今後の新型コロナウイルス感染症への対応についてお知らせします。
※感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律
  • 5類移行後の横浜市の取組について

(1) 医療機関での受診にあたって
ア. 感染症コールセンター
 感染症コールセンターを継続し、市民の方からの相談に対応します。
イ. 市内医療機関への診療支援の継続
 区医師会等を通じて抗原検査キットを各医療機関へ継続配付し、発熱患者等の診療を支援します。
ウ. 休日急患診療所体制
 感染が再拡大した場合、休日急患診療所の医師・看護師等を増員して対応します。
エ. 入院調整の継続
 Y-CERT(ワイサート)による入院調整支援を継続します。
オ. 救急のひっ迫対策
 救急要請件数に応じて救急隊を増隊して運用します。
カ. 陽性高齢者の受入れ支援の継続
 陽性高齢者ショートステイ事業・退院支援ショートステイ事業を継続します。
キ. 市ホームページのご案内
 発熱等の症状のある方に対して、検査や受診の仕方についてわかりやくご案内します。

(2) 市民の皆様へのお願い
 感染拡大を防止するとともに、あらかじめ発熱時に備えることなどをお願いし、市民の皆様の不安や医療機関の混乱を招かないようにします。
ア. ご家庭に抗原検査キット、解熱鎮痛剤などの常備をお願いします
イ. 手洗い等の手指衛生、換気などの感染対策の励行をお願いします
ウ. 発熱した場合には、まず自己検査をしてから、必要に応じて医療機関の受診をお願いします

 

  • 横浜市コロナ専門病院(横浜はじめ病院)について

横浜市コロナ専門病院は、令和3年12月に開院し、新型コロナ感染症の専門病院として、リスクの高い高齢者や基礎疾患のある方に、重症化予防の中和抗体療法を実施するなど、早期診断・早期治療を中心に行ってきました。
このたび、新型コロナ感染症が5月8日から5類に移行することを踏まえて、運営法人との協定期限である令和5年3月末をもって運営を終了します。
(1) 施設
 横浜はじめ病院
(2) 運営法人
 特定医療法人財団慈啓会
(3) 運営実績
 患者受入実績(令和3年12月~令和5年3月) 1,625人

●神奈川県と連携した中和抗体療法の実績(上記患者受入実績1,625人のうち914人)
 令和4年4月からは、神奈川県と連携して、55歳以上 または、糖尿病などの重症化リスク因子のある方に対して、中和抗体療法を重点的に実施し、神奈川県が調整した中和抗体療法のうち、横浜はじめ病院は、市内実施件数の約8割を占める914件を実施しました。
● 感染動向に応じた患者受入
 第8波では、ADLや認知機能が低下した高齢の患者の受入に注力しました。

 

  • 令和5年度の新型コロナワクチン接種について

(1) 国の方針

 ※初回接種とは生後6か月~4歳は1~3回目接種、5歳以上は1・2回目接種のことです

(2) 横浜市における春開始接種(予約・接種体制)の概要
ア. 接種対象者数
 約109万人(5歳以上) ※令和5年2月28日時点 
 【内訳】65歳以上:約87.6万人
     基礎疾患・医療従事者等:約21万人(推計)
イ. 個別通知(接種券)
 接種開始前の4月下旬から発送開始予定
   ※オミクロン株対応ワクチン等を既に1回接種した方に発送します。
ウ. 接種開始時期
 令和5年5月8日(月)
エ. 予約開始日
 接種券到着後、すぐに予約可能
オ. 接種体制
  市内の医療機関(個別接種)  ※集団接種会場は設置しません。
カ. 使用するワクチン
 オミクロン株対応2価ワクチン(ファイザー社、モデルナ社)
 ※5~11歳の方は、5~11歳用のオミクロン株対応2価ワクチン(ファイザー社)を使用      
 ※武田社(ノババックス)ワクチン(従来株)も実施

(3) 12歳以上の方の「令和4年秋開始接種」の終了について
昨年9月以降実施していた「令和4年秋開始接種」が令和5年5月7日(日)で終了します。既に送付された接種券をお持ちの方で、オミクロン株対応ワクチンの1回目接種をご希望の方は、5月7日(日)までの接種をご検討ください。

なお、春開始接種の詳細について、4月に改めて記者発表を予定しています。
 

タイトルとURLをコピーしました