博報堂DYホールディングス、「株式会社博報堂DYコーポレートイニシアティブ」を設立~博報堂DYグループのコーポレート機能を強化~

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株式会社博報堂DYホールディングス(東京都港区、代表取締役社長:水島正幸、以下 博報堂DYホールディングス)は、グループのコーポレート機能の高度化・効率化を推進する新会社「株式会社博報堂DYコーポレートイニシアティブ」を設立し、2023年4月1日より事業を開始いたします。
オールデジタル化による大変革時代の到来によって事業環境は大きく変化しており、当社グループはこの数年、グループ総体としての競争力を高める機能強化を行うべく、M&Aなどを通じて規模の拡大と業容の拡張を行ってきました。このような変化の中、グループの経営基盤であり、また事業推進を支援する経営スタッフとしてのコーポレート機能の役割や事業成長に寄与するポテンシャルへの期待は大きく拡大しています。
新会社は、当社グループ各社において必要とされる経営基盤機能および事業推進支援を、一元的かつ安定的に提供するコーポレート機能の中核会社としての役割を担います。国内事業会社から段階的にサービス提供を開始し、将来的にはグローバルも含めたグループ全体に範囲を拡大する予定です。
事業開始当初は、博報堂DYホールディングスおよび、同社の主要事業会社である博報堂、博報堂DYメディアパートナーズ3社のコーポレート機能を担う人財を新会社に集約いたします。同時に積極的に専門人財の採用を進め、異なるキャリアやスペシャリティを持つ多様な人財の融合を図ります。また、新会社の成長を加速するため、専門性の向上やキャリアの拡大、柔軟なワークスタイルの実現など、コーポレート人財にマッチした人事制度を導入する予定です。

博報堂DYホールディングスは、2024年3月期を最終年度とする中期経営計画において「提供サービスと事業基盤の変革」を推進しています。同変革に向けた取り組みの1つとして掲げる「変革を加速する横串機能の強化」の重要施策として、昨年4月1日にテクノロジー専門会社「株式会社博報堂テクノロジーズ」を設立し、グループのテクノロジー開発体制および基盤の強化を進めておりますが、今回の新会社設立はそれに続く施策となります。

今後、博報堂DYコーポレートイニシアティブは、博報堂DYホールディングスと連携し、育成・採用などによるコーポレート機能のケイパビリティ強化や、業務集約・標準化およびデジタルトランスフォーメーションなどによるグループ横串機能としてのシナジー創出を推進し、当社グループの市場価値向上に貢献してまいります。

1. 新会社概要

2. 経営体制
取締役、監査役(2023年4月1日付)

 

3. 「変革を加速する横串機能の強化」の推進状況

 

 

 

4. 代表取締役社長 西岡 正紀の経歴

1980年博報堂入社。2003年博報堂経営企画局長、2010年博報堂DYホールディングス グループ経理財務局長などを経て、2013年博報堂DYホールディングス取締役に就任。マネジメント統括、ファイナンス統括、人事・コーポレート統括の担当役員を歴任し、2019年取締役常務執行役員、2021年取締役専務執行役員、2022年6月に博報堂DYホールディングス代表取締役専務執行役員CFO兼CHO (現職)に就任。

5. ロゴマーク
●矢印をデザインのベースとし、新会社の「過去の前例にとらわれず新しい価値を追求する”進取の気性”」やその土台となる「変革を構想し実現するエネルギー」を、またスクリプト(手書き)による「柔軟性」を表現。
●双方向の矢印の組み合わせによりお互いが引き合うような相互性を表し、「事業とコーポレートそれぞれの持つエネルギーのかけ合わせによって、グループの成長に貢献する意志」を表現

 

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