厚労省が掲げる薬局・薬剤師の将来のあるべき姿は以下とされている
厚生労働省は、薬局における「業務配分」の将来のあるべき姿を次のように表現しており、タスクシフティングはもちろん、ICTの活用(デジタル化)が前提とされています。そして、薬剤師に求められる仕事が変わっていくでしょう。
・オンライン資格確認
・電子処方せん
・オンライン服薬指導
など古きよき薬局と、新しいサービスの導入など斬新な価値を繋げて持続可能な薬局作りをしていきます。
そのためにも若く、地方を盛り上げる医療従事者は今後より必要になってくると考えています。
様々な相談が舞い降りる薬局であるが、厚労省が掲げる薬局・薬剤師の将来のあるべき姿を目指し、株式会社yakuromaは以下をリニューアルしました。
①ピア中央薬局の店舗改装
継承前は何年も薬局を運営していました。薬局として清潔感がないと見栄えも良くありません。
隠岐の島の地元にある工務店に依頼をして床を新調しました。
患者さまからは「きれいになったね」「明るくなったね」との声を頂いています。
働く方にも働きやすい環境作りを目指して、頑張っていきたいと思います。
②オンライン資格確認の導入
ピア中央薬局では、マイナ受付対応をセットしました。それによってできることが広がります。
✅マイナ保険証があればいくつかの証類を持参しなくてもよくなります
・保険者証類(健康保険被保険者証/国民健康保険被保険者証/高齢受給者証等)
・被保険者資格証明書
・限度額適用認定証/限度額適用・標準負担額減額認定証
・特定疾病療養受療証
等の持参が不要となります。
✅高額療養制度の一時支払いの手続きが必要なくなります
持参しない証類の一つにもありますが、オンライン資格確認の際の情報提供に同意することで、限度額を超える支払いがその場で免除されます。
✅薬剤情報等の情報を提供することができる
今まで口頭やお薬手帳を用いて提供していた過去のお薬や検診情報等が自動で連携されるので、口頭で説明する必要なく正確に伝わるようになります。
✅窓口負担が安くなる
今までの保険証よりもマイナ保険証の方が、窓口負担が若干安くなります。
安全な医療を提供するのはもちろんのこと、患者さまの満足度を上げて、素早くお薬を渡せるようにもなってきています。
③地方創生に関心がある若手の確保
隠岐の島の医療はまだまだ未開拓であり、人出不足に悩んでいます。
今年から関東から若手の医療従事者が移住したりと、SNSを中心に隠岐の島の課題などを発信。
共感をした方同士のつながりを作っていきたいと考えています。
どこだって、求められる薬局作りを目指して。
持続可能な事業作りをしていきます。
株式会社yakuroma 代表取締役 村島清貴