【MUFG】カリフォルニア州における水素エネルギー開発支援を強化!

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MUFGは、水素燃料の先進都市であるカリフォルニア州で、脱炭素・水素開発の取り組みを強化しています。本年は、現地の主要な環境シンクタンクの年次会議にも出展し、様々な実績を紹介しました。
  • 脱炭素社会実現の鍵となる次世代エネルギー

利用時にCO2を排出しない水素エネルギーは、環境に与える負荷が少なく、利便性や効率性にも優れているため、脱炭素社会実現の鍵となる次世代エネルギーとして注目を集めています。この水素エネルギーの開発において先行しているのが、米国カリフォルニア州です。同州は、水素で走る燃料電池電気自動車(FCEV)の世界最大市場を有しており、低炭素燃料基準(LCFS)に基づくクレジット取得の仕組みを通じて水素ビジネスの新規参入を促進するなど、積極的に水素エネルギー開発を進めています。
 

 

  • MUFGのカリフォルニア州における取り組み

 

カルフォルニア州の水素ステーションカルフォルニア州の水素ステーション

MUFGはこれまで、カリフォルニア州において、水素ステーションの開発・運営を手掛ける大手スタートアップ企業FirstElement Fuel, Inc. へ出資するなど、同州の水素需給インフラ拡大に積極的に貢献してきました。[1]

また昨年12月には、水素関連事業を有する現地の日系企業で構成される「日本水素フォーラム(JH2F)」の設立に参画し、米国の脱炭素化目標達成を支援し、日米共通の目標であるカーボンニュートラルの実現にむけて、水素分野の取り組みを加速させています。[2]

 

  • VerdeXchange年次総会への出展

本年MUFGは、在ロサンゼルス総領事館と協力し、カリフォルニア州に拠点を置くVerdeXchangeの年次総会に出展しました。VerdeXchangeは現地の主要な環境シンクタンクとして、連邦議員を含む州内外の公選議員や諸外国政府、環境エネルギー関係の世界的企業が参加する環境技術全般を議論する国際会議を毎年開催しています。在ロサンゼルス総領事館やJETRO、NEDOなど日本政府機関は、同会議の設立時から15年にわたって支援を続けており、MUFGも再生可能エネルギー導入や、水資源対策の分野をはじめとした持続可能な社会の実現をめざす趣旨に賛同しています。6月にロサンゼルスで開催された同会議では、オープニングレセプションにてMUFGのカーボンニュートラル実現に向けた取り組みや、その背景にある考え方、これまでの実績などを紹介しました。

MUFGは、「世界が進むチカラになる。」という存在意義(パーパス)のもと、持続可能な環境・社会の実現に向けて、世界中のステークホルダーの課題解決を後押しする取り組みを進めています。 MUFGはこれからも、ESG体制を強化し、お客さまやグローバル社会の持続的な成長を促進することで、人と地球の未来に貢献してまいります。

[1] 米国カリフォルニア州の水素ステーション事業最大手への出資について
  https://www.bk.mufg.jp/news/news2021/pdf/news1105.pdf

[2] 日本水素フォーラムについて
  https://www.jetro.go.jp/ext_images/jetro/overseas/us_losangeles/info/20211220_jh2f_jp.pdf

 

 

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