不動産の仲介手数料無料サービスは6割以上が利用に前向き。仲介会社との密なやりとりで不安要素の解消を検討する人が増加

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仲介手数料の価格交渉をサポートしている不動産仲介サービス「スターフォレスト」(株式会社スターフォレスト/本社:埼玉県川口市芝1-28-1、代表取締役:増田 浩次)の運営業務を担う株式会社LITUS(本社:東京都港区、代表取締役社長:沢辺 敦志)は、不動産売買をしたことがある人を対象に、仲介手数料に関するアンケート調査を実施いたしました。

【アンケート結果要約】

①  中古物件のニーズが引き続き増加見込み
②「仲介手数料」をおよそ8割が支払っている
③「仲介手数料無料を利用すると思う」が64%
 

【調査概要】

・調査対象:これまでに一度でも不動産売買をしたことがある人
・調査地域:全国
・調査期間:2023年1月8日~2023年2月1日
・調査方法:クラウドソーシングサービスを利用し回答を収集
・回答数 :300件

 ①中古物件のニーズが引き続き増加見込み

「これまでに不動産の購入・売却どちらを経験しましたか?」という質問では、「購入」が過半数を占める58%、「どちらも」が29%、「売却」が13%という結果になりました。
 

図表:これまでの不動産の購入・売却の経験

「どちらも」の回答率がおよそ30%となり、少なくはない比率であることがわかります。

 次に、「購入」「売却」「どちらも」のそれぞれの回答者が、実際に売買した物件の種類を見ていきます。

図表:「購入」した物件の種別

【「購入」した物件ランキング】

第1位 新築一戸建て(47票)

第2位 中古マンション(41票)

第3位 土地・注文住宅(32票)

第4位 中古一戸建て(26票)

第5位 新築マンション(22票)

第6位 収益物件(4票)

 不動産の「購入」の経験者の中では、47票の「新築一戸建て」が一番人気となりました。また、2位に続いたのは、41票の「中古マンション」です。しかし、1位の「新築一戸建て」と同じ「新築」でありながら、「新築マンション」は5位という結果になっています。

新築一戸建ては「生涯その家で暮らし、子どもにそのまま渡したい」といった覚悟で購入されることが多い物件。一方で新築マンションは一度住んでしまうと売却時の価格がぐんと下がってしまい、また建物が古くなったときに自分の判断での建て直しもできません。流動的な未来を見据えて中古マンションが選ばれやすくなり、この差が生まれているのかもしれません。
 

図表:「売却」した物件の種別

【「売却」した物件ランキング】

第1位 中古一戸建て(12票)

第2位 中古マンション(10票)

第3位 土地・注文住宅(10票)

第4位 新築マンション(2票)

第5位 新築一戸建て(1票)

第6位 収益物件(0票)

「売却」の場合は、12票の「中古一戸建て」が1位、共に10票の「中古マンション」と「土地・注文住宅」が2位となりました。建築から1年以内で人が住んだことのない状態の物件のみが「新築」扱いとなるため、新築物件を売却するという状況自体が中古物件に比べて少ないことからも、中古物件に票が集まっています。
 

図表:購入と売却の「どちらも」経験した人が「購入」した物件の種別

【「どちらも」経験した人が「購入」した物件ランキング】

第1位 中古マンション(25票)

第2位 新築一戸建て(18票)

第3位 新築マンション(18票)

第4位 中古一戸建て(12票)

第5位 土地・注文住宅(11票)

第6位 収益物件(4票)
 

図表:購入と売却の「どちらも」経験した人が「売却」した物件の種別

【「どちらも」経験した人が「売却」した物件ランキング】

第1位 中古マンション(33票)

第2位 新築マンション(18票)

第3位 中古一戸建て(15票)

第4位 土地・注文住宅(9票)

第5位 新築一戸建て(8票)

第6位 収益物件(5票)

「購入」と「売却」の両者の経験がある場合、どちらも「中古マンション」がトップという結果になりました。「購入」のランキングでは、「新築一戸建て」と「新築マンション」が同票の2位となっています。また、「売却」のランキングでは、1位の「中古マンション」と2位の「新築マンション」の間で、かなりの票差が生じています。

なお、新築マンションをすぐに手放すことは考えにくいと思われがちですが、不動産業界では案外よくあることです。買った後に住宅ローンの支払いが予想を超えて厳しくなってしまった、実際に住んでから立地や間取りに不満がでてきた、転勤・転職や離婚などで環境が変化した……などの理由が挙げられます。

それぞれのランキングをふまえると、一概に新築/中古の区分で人気が偏っているわけではなさそうです。

 近年の新築物件の価格高騰がまだまだ止まらないことを考慮に入れると、引き続き中古物件のニーズが増えていくと考えられます。

②「仲介手数料」をおよそ8割が支払っている

不動産売買の際に生じる仲介手数料については、半数近くが上限の「3.00%」 を負担していることがわかりました。

図表:売買時に支払った仲介手数料

また、仲介手数料を支払った回答者のうち、「仲介手数料無料の会社があることを知っていましたか?」という質問に対して、88%が「知らなかった」と回答しています。依然として、不動産の仲介サービスを利用する場合は手数料を支払うものという認識が浸透していると言えそうです。

図表:「仲介手数料無料で売買をしたことがない方へ。仲介手数料無料の会社があることを知っていましたか?」の結果

一方、手数料無料のサービスを知りつつも、利用しなかった回答者の割合は12%となっています。その理由として、「気に入った物件を仲介している業者が手数料無料ではなかったから」や、「無料ではなくても、以前取引したことのある仲介業者のほうが信頼できたから」などがありました。利用した不動産仲介会社に手数料無料のサービスがないというケースの他、信頼面を重視した上で、手数料がかかる会社を選択している場合もあるようです。

③「仲介手数料無料を利用すると思う」が64%

仲介手数料無料のサービスについて「”知らなかった”と回答した方へ。次回、不動産売買の機会があれば利用しますか?」という質問では、64%が「利用すると思う」と回答しており、半数以上の回答者が利用に前向きな姿勢を示しています。
 

図表:仲介手数料無料のサービスについて「知らなかった」回答者の今後の利用について

一方で、「利用しないと思う」が8%、「わからない」が28%と、両者で36%となり、一定数を占める結果となりました。この理由の中には、「きちんと対価を払うことで、こちらの要望や願いを伝えやすくなるから」や、「利用できるならしたいが、利用条件のようなものがあるのではないかと思うので、その内容次第で決めたい」といったものが見られました。不動産仲介会社に期待する対応によって、手数料の支払いも視野に入れていることが伺えます。

実際に手数料無料でサービスを利用した回答者の中には、「無料だからといってその分サービスが悪い訳でもなく(高い買い物で人生一度の購入なので他と比べることは無いが)不都合に感じたことも無かった」や、「仲介手数料が無料になる理由も説明してもらうことができた。また契約、売却に向けては、かなり慎重なやりとりをしたが、納得して、最終的に特に問題もなく、スムーズに不動産の売却ができた」という感想も見られました。手数料無料サービスがまだ広く定着していないからこそ、仲介会社との密なコミュニケーションを意識していることが読み取れます。

仲介手数料無料サービスは、不動産売買の経験がある人の中でも、認知度が未だ低いことが本アンケートでも明らかになりました。しかしながら、無料サービスの今後の利用については、ポジティブな意見が中心です。

信頼面での不安要素は、仲介会社との綿密なコミュニケーションでカバーしつつ、一つの選択肢として「仲介手数料無料」のサービスを受け入れるユーザーが、徐々に増えているのかもしれません。

スターフォレスト
https://star-forest.biz/

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URL:https://star-forest.biz/blog/2330/

【会社概要】

会社名:株式会社スターフォレスト
所在地:埼玉県川口市芝1-28-1
代表者:増田 浩次

【本調査に関するお問い合わせ先】

会社名:株式会社LITUS(リッタス)http://socialecoo.jp/
所在地:東京都港区浜松町2丁目2番15号 浜松町ダイヤビル2F
担当者:沢辺
メールアドレス:info@litus-web.com

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